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3月26日 中山11R 日経賞(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 天皇賞・春の前哨戦で、今年で70回を数える。過去にはテンジンショウグン、レオリュウホウ、ネコパンチの3頭が単勝万馬券で制しており、別定のGIIにしては荒れることが多いというのが一つの特徴と言えるだろう。

1.先行力が必要

 過去10回で、4角5番手以内だった馬が9勝、3番手以内に絞っても6勝をあげている。12年にはネコパンチが12番人気で逃げ切り勝ちを収め、一昨年は9番人気スティッフェリオが早めに動いて4角2番手で3着など、前々で積極的な競馬をした人気薄が激走することも珍しくない。

2.前走の距離に注目

 過去10回で、前走が2000m以下の距離だった馬は[0-0-2-27]で複勝率6.9%しかない。また、3000m以上だった馬も[1-1-1-23]で複勝率11.5%。前走の距離が2200-2500mだった馬が3着以内の大半を占める。

3.乗り替わりは苦戦気味

 過去10回で、前走からの継続騎乗だった馬が[8-4-5-39]で連対率21.4%、複勝率30.4%なのに対し、前走から乗り替わりとなった馬は[2-6-5-67]で連対率10.0%、複勝率16.3%。

 ウインキートスは中山巧者で、大きな不利があった昨年の同レースと、強敵相手だった有馬記念を除けば中山で堅実駆けしている。昨年GIに挑戦したことによる成長と、休養を経てのリフレッシュ効果を見込んで、復帰初戦から勝ち負けを期待したい。

 タイトルホルダーは能力は頭一つ抜けているが、年明けに一頓挫あったのがどうか。目標も先にあるため余裕残しで出てくる公算が高く、1番人気だと過剰人気に思える。ボッケリーニは前走内を突いた割にはよく伸びて3着。距離は長い可能性があるが、GIでも通用してきそうな器なだけに好勝負を期待。

 アリストテレスは気性面の影響が大きく、レース前に評価しずらい面がある。能力的には上位なので印は必要だが半信半疑。以下、明け8歳でもまだまだ動けるクレッシェンドラヴ、差し馬だが中山巧者のアサマノイタズラ。

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