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3月20日 中山11R スプリングS(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 近年の勝ち馬から、オルフェーヴル、ロゴタイプ、キタサンブラックの3頭がクラシック勝ち馬になり、敗れた馬の中からもエポカドーロが皐月賞を勝利し、ロジャーバローズがダービーを制した。クラシックを占う上で非常に重要な一戦。

1.逃げは苦戦気味

 過去10年、4角1番手から押し切ったのは15年のキタサンブラックのみ。3着以内で見ても、キタサンブラック以外では16年2着のマイネルハニーしかいない。逃げて押し切るのは難しく、直線での脚が求められるレース。

2.大型馬のパワーが活きる

 14年と15年はいずれも馬体重500kgオーバーの馬がワンツー。17年はメンバー中最高馬体重の504kgだったプラチナヴォイスが6番人気で3着して、19年は524kgのディキシーナイトが7番人気で3着、20年は490kg以上の馬が3着以内を独占した。パワー豊富な大型馬に注目したい。

3.凡走からの巻き返しは滅多にない

 過去10年、前走で5着以下だった馬は[0-0-0-32]。対して、前走1着だった馬は[6-6-5-44]。ここで変わり身を見せてくるケースは滅多になく、前走勝ってきた馬が中心になる。

 エンギダルマは母に桜花賞馬アユサンを持つルーラーシップ産駒で、前走休み明けの未勝利を快勝。休養前と比べて力強さが増していて、馬体重プラス12kgは成長分だった。それ以降の調教でもさらに良化を見せており、昇級初戦でも期待できるだろう。

 ソリタリオは前走シンザン記念でタイム差なしの2着。今回は距離延長と右回りが不安材料と言えるが、勢いのあるモーリス産駒なのであっさりこなしてきても驚けない。

 アサヒは東京ではあと一歩の内容が続いているので、中山替わりでもう一押しが効く可能性はある。

 アルナシームはここでも素質上位だが、非力な面は否めず中山に不安を残す。ここで好走してくれば本番でも期待できそうだが半信半疑。以下、中山合わず過剰人気のアライバル、好走条件に合わないが距離短縮で見直せそうなサトノヘリオス。

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