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3月6日 中山11R 弥生賞ディープインパクト記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 皐月賞と同条件で行われるトライアルで、早い段階で賞金確保に成功した有力馬が脚慣らしとして登場してくる。出走権を確保していない馬は手薄な他のステップ競走に向かうことが多いため少頭数になるのが通例で、本番の皐月賞とは質の異なるレースになる。

1.スローペース

 少頭数で行われることで、ペースが流れることの多い皐月賞とは違ってスローペースになりがち。1000m通過が61秒0を切ったのは過去10年で1回だけであり、前で流れに乗れるスピードや、瞬発力が要求されやすい。

2.前走逃げた馬は苦戦

 過去10年、前走2角1番手の馬は[0-0-0-12]で、前走4角1番手の馬も[0-0-0-14]。つまり前走逃げていた馬は過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。狙いどころは[7-6-6-33]で複勝率36.5%と好成績の前走4角2から5番手だった馬。

3.ゆったりしたローテ

 過去10年、中3週以内で臨んだ馬の成績は[2-1-1-33]で複勝率10.8%。対して、中4から8週の馬は[4-1-4-34]で複勝率20.9%、中9週以上だった馬は[4-8-5-18]で複勝率48.6%。

 ジャスティンロックは昨年の京都2歳Sで重賞初制覇。スローペースの影響で勝ち時計自体は平凡だったが、前残りの展開を捲るように押し上げ勝ち切った内容からして潜在能力は高そうだ。実績の割に人気は落ち着きそうなので、妙味も踏まえて本命視したい。

 ドウデュースは実績断然でマークは必要だが、前走マイルを使ったことがどう出るか分からない。スローペース濃厚の2000mだとちぐはぐな競馬になる可能性もそれなりにある。

 アスクビクターモアはローテーションのデータに合わない分下げたが、相手なりに走りそうなタイプでここでも大崩れはないだろう。

 マテンロウレオは前走馬場が向いた面があった。中山はこなせるが、スローペースだと脚を余す心配がある。以下、モーリス産駒らしく使われるごとに良化しているラーグルフ、スローペース歓迎のロジハービン。

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