丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

3月6日 中山11R 弥生賞ディープインパクト記念(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    5

    相手

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    7

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    10

    各300円

  • 3連単

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    1着

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    相手

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    10

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    5

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    相手

    1

    3

    7

    8

    10

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【邁進】マテンロウレオが皐月賞へ邁進。母は3勝、ハーツクライ×ブライアンズタイム配合の黒鹿毛。いくぶん線の細さも感じられるが、前走のきさらぎ賞は三戦目ということもあり、競馬に対する意識は大人びてきた。スタートはそう速くないけれど、ホープフルSでタフなHレベル決着を経験したことで競馬への理解力もアップ。前半の隊列は縦長、1000m・60秒6というミドルペースを、直線入り口は大外。鞍上の指示に従いフォームを整え、11秒9-11秒8-12秒2(3Fは35秒9)というレースラップを自身35秒0で外強襲に成功。

 走破タイムは時計のかかる稍重条件下で2分0秒5。良馬場で行われた前日の古馬1-2勝クラスより0秒5-3秒7も速く、クラシックロードのど真ん中を歩む能力証明書になった。いい意味でハーツクライ産駒特有の若さと余力を残しており、さらにひと化け十分。中間の追い切りはCWではなく坂路3本。調教も新たなチャレンジを試みているようだが、この弥生賞で中山2000mの走りを確かなものとしたい。

 強敵は2歳チャンプ・ドウデュース。母は米G2・G3を各1勝、BCフィリー&メアスプリント2着。母方には米国スピード血脈がふんだんに盛り込まれているが、父にハーツクライを配し、マイルから2000mまでカバーできる、謹厳実直なGIホースが誕生。新馬勝ちは小倉1800m、2勝目のアイビーSは東京1800m。3勝目の朝日杯FSは、スタートして2F目に10秒6という確からしいラップを踏み、1000m通過・58秒3という澱みのない平均ペースの上に立ち、上り3Fのレースラップは11秒9-11秒2-12秒1(35秒2)。速さを競うだけではない、底力も要する叩き合いとなったが、交わしてもなおブレることなく余裕を持ちゴール板を通過。1分33秒5というタイムは格別な数字ではないけれど、力を振り絞ってはいないぶん疲労は軽微。

 短めの四肢と前傾姿勢の丸いシルエットを見ると、将来的には8-9Fがベストだろうが、性格もギチギチしたところがなく、3歳春の今なら中山10Fは機動力で好勝負に持ち込める。

 割って入ればインダストリア。半兄はマイル重賞3勝馬ケイデンスコール(父ロードカナロア)。東京1800mを前々走1分47秒6・上り33秒5で突破したが、どこか子供っぽく、折り合いなど危なっかしい。アレコレを考慮し、ジュニアCはマイルに短縮。身体は494キロ(+10キロ)、ビルドアップには成功。1000m通過は60秒1の緩ペース、11秒9-11秒1-11秒8(3Fは34秒8)というレースの上りを、自身34秒3で豪快に大外一気。2年前のひいらぎ賞のシュネルマイスターに酷似したラップと末脚を披露(シュネルは続く弥生賞は2着、後にNHKマイルC優勝)。距離を意識し調教は南Wで長めを伸ばし、外に張らないよう、片側にチークピーシーズを着用した。

 惑星はラーグルフ。ホープフルSは14キロ増が示す通り、明らかに余裕残し。その造りでも坂上もうひと脚使える底力を備えている。調教は比較的地味だが、肌艶、息遣いは大幅に良化。弥生賞はクラシックの権利はもちろん。将来の基軸になる。

 ジャスティンロックも差はわずか。新馬戦は、勝負どころでスパッとは動けなかった。二戦目は意識的に仕掛けを早め、1分48秒2という時計勝負をクリア、33秒8という速い上りも計測できた。京都2歳Sは1000m通過は62秒8のスローを、大外を回るロスは承知で、内の馬たちを被せに行く力業。多頭数をどうさばくかが微妙だが、決め手は通用する。

 リューベックの全姉はディアドラ、秋華賞、英G1・ナッソーSを一閃。弟も函館1800mの新馬を颯爽と逃げ切ったが、続戦の札幌2歳Sは、ゲート入りをゴネた馬の影響を受け、発馬機内でイライラ。折り合いを欠き道中フォームがバラバラになってしまった。若駒Sも無理に抑えると前走の二の舞になってしまう。馬の行く気を優先、向こう正面外で先頭に立つとフットワークは安定。直線入り口では後続勢をひきつけ、11秒8-11秒3-11秒9(3Fは35秒0)でパンチアウト。ラップ内容はやや弱いが、ゴール前では逆に2着馬を1馬身余と突き放した。アスクビクターモアは中山は2戦2勝。後半5Fをすべて11秒台のラップで走り、上り34秒1を叩き出したコース巧者です。

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