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2月27日 中山11R 中山記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 近年は国内外のGIを目標とする一線級の始動戦としてメンバーが揃うことも多かったが、今年はGI馬の登録がダノンザキッド1頭だけと比較的地力が拮抗したメンバー構成になった。小回り中山コースらしい独特の難しさがあって毎年人気通りの決着にはなっておらず、馬券妙味も期待できる一戦。

1.若い馬が中心

 過去10年で4歳馬は[4-3-5-13]で複勝率48.0%と圧倒的で、5歳馬も[5-4-0-23]で複勝率28.1%とまずまずなのに対し、6歳馬は[1-2-2-23]で複勝率17.9%、7歳以上馬は[0-1-3-29]で複勝率12.1%。高齢馬は来ても2・3着というのが近年の傾向。

2.先行力が必要

 過去10年の勝ち馬延べ10頭のうち9頭は4角3から4番手だった。4角2番手以内の馬も[0-5-5-12]で勝ち切ってこそいないが好走例は多い。対して、4角7番手以下の馬は[0-3-1-51]で複勝率7.3%。内回りの開幕週ということもあり、差し・追い込みタイプは疑ってかかった方が良さそう。

3.勝ち切るのは中距離馬

 過去10年の勝ち馬延べ10頭中9頭には、それ以前に2000m以上のオープン・重賞で勝ち鞍があった。唯一の例外である20年のダノンキングリーも、皐月賞3着、日本ダービー2着の実績があった。起伏があるタフなコース設定であるから、スピードだけでは十分ではなく相応のスタミナも要求される。

 アドマイヤハダルは始動戦のディセンバーSこそ休み明けが影響し5着に終わったが、続く白富士Sで2着と巻き返した。昨春の若葉S完勝、皐月賞4着の実績からして重賞クラスにあるのは間違いなく、前走からさらに上積みがありそうなここで重賞制覇を期待したい。

 パンサラッサは昨年秋に本格化しており、距離短縮で巻き返してきそう。ただし、先行有利とはいえ逃げ切りはなかなか決まらないレースではあるので2番手評価で。

 ウインイクシードは年齢的に一変まではどうかも中山巧者なのでマークは必要。昨年くらいは走ってきても驚けない。

 カラテは近走ズブさを見せているので距離延長は良さそう。好走条件からはズレているが、コース適性も加味すると一定の評価はしておきたい。以下、実績上位だがここでは過剰人気になるダノンザキッド、中山巧者コントラチェック。

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