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1月16日 中山11R 京成杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる3歳重賞。過去10年で3着以内に入った30頭中10頭は6番人気以下であるように、伏兵馬の台頭も目立つ。

1.スタミナを要するレース

 過去10年の平均勝ち時計は2分1秒8で、勝ち馬の平均上がり3ハロンは35秒2。時計がかかる決着になる傾向にあり、豊富なスタミナが要求されやすい。そのため距離延長組は苦戦気味で、過去10年で前走マイルの馬は複勝率9.1%、前走1800mの馬は複勝率18.9%、前走2000mの馬は複勝率25.6%。

2.終いの脚が必要

 タフな条件であるからスピードだけで粘り込むのは困難で、終いまで末脚を持続できる馬が中心となる。過去10年、前走の上がり3ハロンタイムが2位以内だった馬は[8-5-8-42]で複勝率33.3%なのに対し、上がり3ハロン3位以下だった馬は[2-5-2-70]で複勝率11.4%。

3.前走凡走馬の巻き返しは困難

 過去10年、前走で3着を外していた馬は[2-2-0-55]で複勝率6.8%。すでに重賞・オープンを使って壁に当たった馬よりは、底を見せていない馬を重視すべきレース。

 トゥーサンは9月に中京芝2000mの新馬戦を抜け出して快勝。道悪だったこともあり勝ち時計だけ見れば平凡だが、多く馬がばてる中でゴールまでしっかり末脚を伸ばした内容からはポテンシャルの高さが感じられた。久々の実戦で初の中山と条件は甘くないものの、スタミナ勝負なら台頭してきてもおかしくないと見る。

 ホウオウプレミアは前走東京芝2000mの百日草特別(1勝)で鋭く追い込んで僅差の2着。これからまだまだ良くなっていきそうな馬だが、現状でも水準以上の走りを見せており引き続き好勝負を期待できるだろう。ロジハービンはハービンジャー産駒らしく前走叩いて良化。まだまだ上積みはありそうでマークは外せない。

 ヴェールランスはここ2戦のレース振りからして中山は合わないような気がするが、今回のメンバーなら地力上位。ここも好走するようなら春が非常に楽しみになる。以下、過剰人気で休み明けもマイナスだが条件自体は合いそうなアライバル、前走はスムーズさを欠いたオニャンコポン、初戦が好内容のフジマサフリーダム。

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