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1月5日 中山11R 中山金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 年明け一発目のJRA重賞。冬場のハンデGIIIとしてはメンバーが揃う傾向にあり、勝ち馬にはラブリーデイ、ウインブライト、ヒシイグアスなどGI戦線で活躍していく馬の名前もみられる。

1.距離短縮組は不振

 過去10回で、前走2000mより長い距離を走っていた20頭は、18年1着のセダブリランテスを除いて4着以下に沈んでいる。コース替わり初週の内回りということで、スタミナより機動力やスピードがより求められる傾向にあり、2000m以下を経てきた馬が中心となる。

2.軽量馬は苦戦傾向

 過去10回で、馬体重480-499kgの馬が[5-4-6-43]で複勝率25.9%、500-519kgの馬が[1-3-2-23]で複勝率20.7%、520-539kgの馬が[2-1-1-13]で複勝率23.5%なのに対し、479kg以下の馬は[1-2-1-43]で複勝率8.5%。軽量馬は苦戦傾向にある。

3.器用に立ち回れるか

 2021年は2番手を追走したウインイクシードが11番人気で3着、2020年は道中ラチ沿いを通ったテリトーリアルが11番人気で3着、2019年は逃げたタニノフランケルが9番人気で3着、2017年は好位のインを追走したクラリティスカイが6番人気で2着など、内前を器用に立ち回った馬の活躍が多いレース。枠順発表までは何とも言えない面もあるが、基本的には先行力がある馬や、小回り実績が豊富な馬を重視したい。

 ウインイクシードは2020年の同レース2着、2021年3着に加え、2021年の中山記念で3着の実績もある中山巧者。明け8歳でも能力の衰えはあまりなく、前走阪神外回りから中山内回りに替わるここで巻き返しを期待出来るだろう。

 トーセンスーリヤはここなら地力が一枚上手だが、ハンデを背負いそうなことと、天皇賞以来の実戦でおそらく緩めの仕上がりなのがどうかだろう。

 ヒートオンビートは器用に立ち回れる馬で、初の中山内回りでもこなせそう。ただ、重賞で好走した2戦は展開や相手関係に恵まれた面もあり、今回は過剰人気の可能性がある。

 ヒンドゥタイムズは前走休み明けで余裕残し。また、スタート後に寄られる不利もあった。実績や血統的に中山替わりで巻き返しの期待は十分。以下、今回の登録メンバーならスムーズに先行できそうなアトミックフォース、前走7着も復調気配は見せたアールスター、意外と中山合いそうなスカーフェイス。

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