丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月12日 東京11R エプソムC(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    11

    相手

    1

    2

    4

    5

    6

    12

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    11

    2着

    5

    相手

    1

    2

    4

    6

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    11

    2着

    12

    相手

    1

    2

    4

    5

    6

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【GIIIにアジャスト】ジャスティンカフェは、条件戦をホップ・ステップ。踏み切ってGIIIにジャーンプ。デビューは3歳1月。馬格はあるが身体も心のネジもいくぶん緩く、動き出しや反応などワンテンポ反応遅れがち。心身の成長を促しマイルを軸に丁寧なローテーションを組んできたが、昨年10月の中京マイルを翌日のポートアイランドS(OP)と同タイムの1分32秒6で駆け、重賞レベルの記録的下地は築いた。2勝クラス脱出に2戦要したものの、横山典Jとのコンビで目下2連勝。前走の湘南Sはスローペースも委細構わず、ポジションはポツリ後方。ギリギリまで末脚を温存、引き絞った矢を放つように、11秒0-11秒5-11秒8(3Fは34秒3)というレースの上りを32秒9で大外一気。最後は手綱を抑える余裕あり、2着に3馬身差をつける大楽勝だった。1分32秒3という走破タイムは同日メインのNHKマイルCと同タイム、翌週のヴィクトリアマイルと0秒1差。加速ラップおよび余力を加味すれば、1F延長のGIIIでも好レース必至。

 本線はダーリントンホール。共同通信杯を勝ち、ダービーに参戦。サイアーラインは欧州系のガリレオということもありパワー型の中距離馬というイメージを抱いていたが、富士Sからマイル路線へと転向。7着ではあったがGI・マイルCSのゴール前の脚色は勝ち馬に次いで印象深かった。洛陽Sを1分31秒9・上り33秒8で2着し、マイルの高速決着にもある程度めどを立てた。ただ、トップスピードに入るのが少し遅い。変則コースの中山マイルのダービー卿CTは、急がせたぶん走りが窮屈になってしまったが、馬体もひと絞り。東京に替われば伸び伸びとした競馬が可能になる。共同通信杯時と同様、少し湿ったパワー馬場もいい。

 ザダルは昨年のエプソムC優勝馬。東京9Fに1分44秒1という時計を持ち、57.5キロで京都金杯を完勝した実力馬。発馬で躓くことが多く、ダービー卿CTは勝負どころで進路がなく10着に終わったが、東京1800mならすぐにリカバリーが可能。58キロも許容範囲――ただ前脚の伸ばす幅が異様に短く、湿った馬場を苦手としている。当日の芝コンデイションには注意が必要だ。

 惑星はタイムトゥヘヴン。前崩れの展開に恵まれたとはいえ、ダービー卿CTは中山の急坂を上り33秒7で外強襲を決め、忙しい7Fの京王杯SCも確かな脚色で3着に押し上げてきた。コントロールの利くようになった今なら9Fでも伸び脚は鈍らない。

 シャドウディーヴァも小差。自身のキャリアハイとなるレースは、当コースの府中牝馬S1分45秒6・上り33秒1。GIヴィクトリアマイルも9着ながら、上り32秒9は最速だった。渋った馬場も苦にはならず、GIIIなら56キロでも決め手はヒケをとらない。一気のメンバー強化となるが、ヤマニンサンパは出色の時計と上りラップで目下二連勝。随所に若さを残すものの、同時に可能性も秘めている。水気の多い重馬場なら、単騎逃げにも恵まれそうなノースブリッジの前残り注。

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