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6月5日 東京11R 安田記念(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の東京GI連戦のラストを飾るマイル王決定戦。19・20年のアーモンドアイ、21年のグランアレグリアと3年連続で単勝1倍台の馬が敗れ、それ以前も10番人気以下の馬がしばしば馬券圏内に突っ込んでくるなど波乱が起きやすい一戦となっている。

1.スピードレースに対応できるか

 過去10回中、不良馬場だった14年と超スローペースだった16年を除く8回は1分32秒0以下の時計で決着しており、勝ち負けするためにはレースの流れに乗れるスピードが求められる。時計勝負になっても対応できる馬を中心視するのが良いだろう。

2.差しが決まる

 過去10回で、4角3番手以内だった馬は[2-4-0-34]で複勝率15.0%なのに対し、4角10番手以下だった馬は[4-5-3-51]で複勝率19.0%。後方待機組にも出番がある一戦だ。

3.軽量馬は苦戦気味

 過去10回で、459kg以下だった馬は[1-0-1-13]で複勝率13.3%、460から479kgの馬は[1-0-2-26]で複勝率10.3%なのに対し、480から499kgの馬は[4-3-3-41]で複勝率19.6%、500kg以上の馬は[4-7-4-50]で複勝率23.1%。

 ファインルージュは前走のヴィクトリアマイルで直線半ばで躓くロスがありながらも、立て直されて2着まで追い込んだ。31秒台の高速決着になったとしても対応は可能であり、得意の東京なら引き続き期待できるだろう。

 ソウルラッシュは昇級を苦にしないタイプでここでも一発は十分あるが、時計勝負に実績がない点がどうか。前走のマイラーズCもタフな馬場状態だったからこその強さだった可能性がある。

 レシステンシアは前走馬場状態がタフだった割にはよく粘った。高速決着になればさらにやれる。

 シュネルマイスターは昨年の実績からして順当なら勝ち負けだが、前走ドバイターフの負け方が案外で半信半疑。気性面が難しそうな外国産馬の帰国初戦という観点からも大きくは狙いづらい。

 以下、近4走はいずれも中距離向きの流れだったため展開面がカギとなるイルーシヴパンサー、地力で一枚落ちるが斤量魅力のセリフォス、東京巧者も現状マイルは長いソングライン。

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