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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

2月13日 東京11R 共同通信杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年の覇者エフフォーリアはその後GIを3勝し、今では中距離戦線を引っ張っていく存在にまで上り詰めた。他にも、ダノンキングリー、スワーヴリチャード、ディーマジェスティ、リアルスティール、イスラボニータ、ゴールドシップと、過去10年の勝ち馬で計7頭がGI馬へ育っているように“超”がつく出世レースといえる。

1.重賞勝ち馬に妙味無し

 過去10年、既にJRA重賞を勝っていた馬は[1-2-1-7]。勝ったのは14年1番人気のイスラボニータだけで、人気より上の着順に来たのは19年4番人気で3着のクラージュゲリエしかいない。重賞勝ち馬は他より1kg重い57kgの斤量を背負わなければならず、これが人気に応えられない要因の一つだろう。

2.距離延長組は苦戦気味

 過去10年、前走から距離延長となる馬は[1-3-1-21]で複勝率19.2%。対して、前走も1800mだった馬は[3-5-2-13]で複勝率43.5%、前走からの距離短縮となる馬は[6-2-7-44]で複勝率25.4%。距離延長組は若干苦戦傾向にある。

3.終いの脚が使えるか

 良馬場なら33秒台の上がりが要求されることも珍しくないレース。過去10年で前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬が8勝しているように、既に終いの切れ味を見せてきた馬が活躍する傾向。

 ダノンベルーガは東京芝2000mでデビューし、過去10年に行われた同舞台の新馬戦で最速となるタイム2分01秒3、勝ち馬としては最速となる上がり33秒1をマークして完勝。時計だけでは計り知れない面は当然あるので相手強化の今回が試金石といえそうだが、前走後も順調に調整されており不安より期待の方が大きい。

 アサヒは前走の東京スポーツ杯2歳Sで2着。4戦して2着3回と勝ち味に遅いタイプではあるが、裏を返せば堅実ということであり一定の評価は必要。

 ジオグリフは距離延長プラスで、東京替わりもプラスだろう。ただ、上で述べたように57kgの斤量を背負うことになる点がネックになる。

 アケルナルスターは2走前の未勝利の内容が上々。また、前走のホープフルSでも最速の上がりをマークして力を見せた。このメンバーでも通用するはずで、そこまで人気がなさそうなここは狙い目だろう。以下、前走が好時計のジュンブロッサム、距離延長どうかも実績上位のダノンスコーピオン、前走は後手を踏んだので参考外で良いサンストックトン。

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