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2月6日 東京11R 東京新聞杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 過去10年間で1番人気はわずか1連対。ワンターンの広いコースで行われるということもあり実績馬が順当に上位争いをしてくる決着を想定してしまいがちだが、必ずしもそうなっていないところがこのレースの難しさと言える。

1.長い距離にも対応できる馬

 マイル路線に乗ってくる馬は、スタミナもあって多少長い距離にも対応できるタイプとスピード優勢でマイル以下に適性があるタイプに大別できるが、近年のこのレースにおいてはカラテ、シャドウディーヴァ、リスグラシュー、ブラックスピネル、スマートレイアーなど前者の方が活躍傾向にある。

2.高齢馬は苦戦しがち

 過去10年の成績を年齢別にみてみると、4歳馬は複勝率29.7%、5歳馬は30.2%なのに対し、6歳馬は12.5%、7歳馬は7.7%。特に7歳以上のベテランは苦戦しており、若い馬を中心視するのが良さそう。

3.前走右回りが優勢

 開催日程などの関係で出走数に偏りはあるが、過去10年で前走右回りだった馬は[10-8-10-86]で複勝率24.6%なのに対し、前走左回りだった馬は[0-2-0-31]で複勝率6.1%しかない。86年以降でみても、東京は左回りなのにもかかわらず、前走左回りだった馬は1勝しかしていない。さらに、前走右回りは平均8.2番人気で平均7.9着なのに対し、前走左回りは平均7.8番人気で平均8.7着。

 マルターズディオサは前走のターコイズSで8着と人気を裏切る結果となったが、2着から0秒4差なら見直す余地はあるだろう。3歳時に2000mの紫苑Sを制すなどスタミナもあってマイルより長い距離にも対応できるタイプであり、前走より人気を落としそうなここで改めて期待したい。

 ファインルージュは距離短縮プラスだが、これまでの戦績や血統的に東京マイルだとキレ負けする可能性がありそう。ホウオウアマゾンはどちらかといえばスピードタイプなので好走条件に合わないが、単純に脚力上位なので評価は必要。このレースを押し切るようならいよいよGIでも楽しみになる。

 カラテは復帰戦のニューイヤーSを差し切り勝ち。その後も順調に調整されており、今年も上位争いを期待出来るだろう。

 以下、昨年2着のカテドラル、距離延長プラスのケイデンスコール、走法や血統からして東京は合う可能性が高いエイシンチラー。

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