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8月14日 新潟11R 関屋記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマーマイルシリーズの重賞の中で唯一別定で行われるということもあり、例年メンバーのレベルは一番高くなる。近年の好走馬を見ても、ジャスタウェイ、クラレント、ダノンシャーク、プリモシーン、ロータスランドなど、GIでも足りる実力を持つ馬の名前が多い。

1.既に重賞勝ちのある馬に注目

 過去10回の勝ち馬の中で、このレースが重賞初制覇だったというのは昨年のロータスランドだけ。実績馬に有利な別定戦ということに加え、紛れが少ないワンターンのコースであるから、他のローカル重賞と比べると上がり馬が通用する余地は小さい。

2.前走負けた馬が巻き返す

 過去10回で3着以内に入った延べ30頭中、前走3着以内だったのが10頭なのに対し、前走5着以下だったのは17頭。勝ち馬に関しても、10頭中8頭は前走5着以下だった。妙味を踏まえても、前走で負けた馬から馬券を組み立てるのが良さそう。

3.先行馬に妙味

 過去10回で連対した20頭中、10頭は4角3番手以内だった。対して、4角10番手以下は5頭だけ。また、4角3番手以内の馬は複勝回収率が118%であったのに対し、10番手以下は23%しかなかった。直線が長い新潟外回りとは言え、前残りを狙う方が期待値は高い。

 ダノンザキッドは安田記念6着以来の休み明けとなるが、調教で抜群の動きを見せており状態は良さそう。1年半以上白星から遠ざかっているとはいえ、GIIIなら順当に勝ち負けと見る。

 ウインカーネリアンは力を付けており新潟も合う。前走勝っている点から若干評価は下げたが、スクリーンヒーロー産駒なので3連勝まで十分。リアアメリアは前走復調気配。新潟は合わないが距離短縮は合うためマークは必要。

 イルーシヴパンサーは脚力上位だが、脚質や血統からして新潟はいかにも合わない。今回は過剰人気だろう。以下、距離がやや長いが新潟は合いそうなスカイグルーヴ、距離延長プラスのワールドバローズ、前走は初重賞でGIと条件が厳しかったディヴィーナ。

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