丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

8月7日 新潟11R レパードS(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    1

    2

    3

    8

    9

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    2

    相手

    1

    3

    8

    9

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    9

    相手

    1

    2

    3

    8

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【高速回転】ホウオウルーレットの才能が高みに向かいフル回転モードに入った。

 半兄オメガパフュームは東京大賞典4連覇を成し遂げ、25戦11勝の現役ダートのスーパースター。半弟も能力とスピードにまかせ、新馬・黒竹賞は先行策から後続に1秒以上の差をつけるブッチギりを果たし、底知れない才能を早くから誇示していた。

 だが伏竜Sはリキみ多い走りで5着に失速、思わぬ落とし穴にはまってしまった。なんて、若馬は、特に成長が緩やかなダート馬は、2歳12月から明け3歳4月期にかけ、おやと首をひねる惨敗もけっこうある。しかし、5月前後を境に急成長をとげるのも若いダート馬の特性。続戦の青竜Sは芝スタートの左回り。課題を克服すべく道中中団待機で折り合いに専念。ゴール前勝ち馬の強襲に屈したものの、1分35秒6というタイムは古馬3勝クラスを超える、OPに近い好記録だった。

 いわき特別は小回り1700ダート。好スタートは切ったものの2番枠。馬群に押し込められ砂を被り、外に持ち出し加速態勢に入るまで厳しい操縦を求められたが、トップギアに入るとグングンと加速。レースの上りを0秒5上回る36秒3の加速ラップで後続を0秒9突き放し、様々な課題をこの一戦で一気に解決して見せた。ゴール前は手綱を抑える余裕もあり、脚抜きのいい重馬場とはいえ1分43秒1はコースタイレコードだった。ちなみに前年メイショウムラクモは、いわき特別を重馬場条件下・1分44秒1で勝ち、レパードSを1分51秒3で3馬身差快勝したが、ホウオウのスケールは兄オメガパフュームに近く(馬体のボリュームや造りは兄より上かも?)、中間で南Wタフな長め6F追い2本含め3本時計を出し、馬体とフォームにさらに磨きをかけてきた。ただ、今年のレパードSは素質馬揃い上位は拮抗。

 タイセイドレフォンも、動き出しや戦法など覚えさせるためいくつかステップを踏んできたが、弥富特別はリズムよく好位で折り合い、時計は1分51秒1・上りは36秒8、2着に1秒3差の大差勝ち。二走前の鳳雛Sから走破タイムにして2秒2、上りを0秒9短縮。古馬OPに近い時計で駈け、才能開花の瞬間を目の当たりにした。

 まとめて負かせばハピ。年明けデビュー、冬場の中京の乾燥馬場で1分54秒7というタイムは、新馬とすればかなり良質だった。二戦目は阪神替わり、馬場コンディションは重。一気のタイム短縮等、課題を抱えての一戦だったが、後方待機策がハマったにせよ、突き抜けてなお驚くような勢いがあり、1分51秒0という走破タイムは、同じ重でおこなわれた翌日の古馬2勝クラスより1秒1も速く、続く鳳雛Sの1分53秒0も古馬3勝クラスに匹敵する好記録だった。

 ただ馬体も気性も幼さが散見、まだ前崩れの他力本願。JDDは始動も末脚の使いどころなど遅れ、追い込み届かずのもったいない4着だった。新潟1800mは大井以上にコーナーがタイト、平坦コースゆえ先行断然有利ではあるが、前走を糧に仕掛けのタイミングを工夫してくるハズ。

 カフジオクタゴンも脚質は追い込み。だが前走の鷹取特別は1800m通過・1分52秒0というHペースを直線入り口では二番手、2着を楽々0秒5突き放す機動力を示した。トウセツの二走前、同じ開催の鳳雛Sと同タイムの1分53秒0で勝ち星をあげた。前走のインディアトロフィーの1分42秒9は、重と稍重という馬場差はあるが、翌日のプロキオンSより0秒8速かった。上位とはまだ少し数字的説得力が足りないが、ヘラルドバローズ、メイショウユズルハのポテンシャル不気味。

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