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4月23日 福島11R 福島牝馬S(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ローカルのGIII戦ながらヴィクトリアマイルへのステップレースという役割があり、1着馬には優先出走権が与えられる。思わぬ伏兵が食い込んでくることも珍しくなく、過去10回で3着以内に入った延べ30頭中8頭は10番人気以下だった。

1.4歳馬に妙味なし

 新潟開催だった昨年を除く過去9回で、4歳馬は[2-4-2-49]で複勝率14.0%、複勝回収率31%と苦戦傾向。対して、5歳馬は[4-5-5-35]で複勝率28.6%、複勝回収率206%、6歳馬は[2-0-2-15]で複勝率21.1%の複勝回収率191%。

2.距離延長組は苦戦

 過去9回で、前走からの距離延長となる馬は[0-0-3-31]で複勝率8.8%しかない。同距離の中山牝馬S組が中心となる一戦だが、それ以外のローテーションから食い込んでくるとすれば距離延長組より短縮組の方が見込みが高い。

3.差しが決まる

 20年はフェアリーポルカが16頭立ての4角9番手から、19年はデンコウアンジュが10頭立ての4角6番手から、18年はキンショーユキヒメが12頭立ての4角9番手から、17年はウキヨノカゼが16頭立ての4角11番手から差し切って勝利した。近年は差し・追い込み馬の台頭が目立つ。

 フェアリーポルカは前走の中山牝馬Sで14着だったが、着差は0秒7と大きく負けたわけではなく、また内でスムーズさを欠いた立ち回りも影響した結果で力負けではなかった。ハンデ戦から別定戦になって斤量が1kg減るのは追い風であり、巻き返しを期待できるだろう。

 ルビーカサブランカにとって1800mは本質的に短いのかもしれないが、前走の中山牝馬Sで出遅れながら0秒2差の6着まで追い込んできており、こなせないというわけではない。比較的差しが決まりやすいこのレースなら前進は必至と見る。アナザーリリックは4歳馬なので下げたが、福島はいかにも合いそうで今年のメンバーなら期待できそうだ。

 スライリーは前走くらい走れて良い馬。福島替わりでもう一押しがあってよいだろう。以下、中山牝馬Sで2着のアブレイズ、勢いがあるクリノプレミアム、1800mで安定しているホウオウエミーズ。

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