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7月17日 函館11R 函館記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 函館芝2000mは洋芝の小回りであることに加えて、道中の起伏が激しいという特殊さを持ち、他場での好走歴があまり当てにならないコース。過去10回で1番人気が3着以内に入ったのは1回だけであり、毎年のように波乱が起きている。

1.距離延長組は苦戦傾向

 過去10回で、距離短縮馬は複勝率20.0%、前走も2000mだった馬は複勝率24.4%なのに対し、距離延長組は複勝率15.9%。スタミナが要求される展開になりがちなこともあってか、距離延長組は苦戦傾向。

2.前走GII・GIII組が中心

 過去10回で、前走GII組は[3-2-0-14]で複勝率26.3%、前走GIII組は[5-2-4-31]で複勝率26.2%だが、前走GI組は[0-1-2-12]で複勝率20.0%、前走オープン・リステッド組は[2-5-3-66]で複勝率13.2%。

3.前走左回りの馬

 函館は右回りだが、前走は東京や中京といった左回りを使っていた馬の方が成績が良い。過去10回、前走左回りの馬は[6-3-4-36]で複勝率26.5%なのに対し、前走が右回りだった馬は[4-7-6-93]で複勝率15.5%。特に前走が函館コースだった馬は[1-5-2-52]で複勝率13.3%。

 プレシャスブルーは展開待ちな面はあるが、オープン・重賞で何度か人気薄で馬券圏内に食い込んできた実績があるように能力が通用しないというわけではない。2年前の同レースの走りからして函館が合わないわけではないはずで、前走大敗した分人気を落とすようなら狙いたい。

 サンレイポケットはいかにも函館は合うので今回のメンバーなら突き抜けてもおかしくはないが、人気妙味の観点から2番手評価とする。左回り巧者という点から多少人気を落とすようなら狙い目。

 アラタは函館巧者だが、前走リステッドなので下げた形。順当なら上位争いだろう。

 スカーフェイスは近走内容を見るに、揉まれない外枠なら狙いが立ちそうだ。以下、洋芝は合うが近走出来落ちの印象があるマイネルウィルトス、一昨年の覇者アドマイヤジャスタ、距離延長はプラスでもう一度だけ見直したいアイスバブル。

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