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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

9月3日 札幌11R 札幌2歳S(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2歳世代最初のJRA中距離重賞。12年に施行時期が繰り上げられて以降、一時期は有力どころの参戦が少なくなりつつあったが、ここ2年でソダシ、ユーバーレーベン、ジオグリフと3頭のクラシックホースが輩出され、出世レースとしての重要性が増している。

1.差しが決まる

 近年の好走馬の立ち回りを見ると、昨年1番人気1着のジオグリフは2から4角の通過順位が[9-5-3]、一昨年5番人気2着のユーバーレーベンは[14-5-3]、18年6番人気1着のニシノデイジーは[11-8-2]、4番人気2着のナイママは[8-4-1]、17年7番人気3着のダブルシャープは[14-14-4]と、序盤は後方に位置していた馬が長く脚を使って差してくるケースが少なくない。逆に2角1番手だった馬は、函館開催だった13年を除く過去9回で[1-0-0-8]。

2.前走人気に注目

 函館開催だった13年を除く過去9回で、前走4番人気以下から3着以内に好走したのは3頭だけ。前走人気していた馬が中心になるレースで、中でも前走1番人気だった馬は[6-5-4-25]で複勝率37.5%。

3.乗り替わりは勝ち切れない

 函館開催だった13年を除く過去9回で、前走と同騎手だった馬は[9-7-6-56]であるのに対し、前走から乗り替わりとなる馬は[0-2-3-35]と勝ち切れていない。

 ダイヤモンドハンズは6月4日に中京芝1600mで行われた今年最初のJRA新馬戦を快勝。その後いったん放牧に出され、7月末に帰厩し乗り込まれてきたが、極めて順調に調整されており抜群の動きを見せている。今後さらに距離を伸ばして良さそうなタイプだが、まずは重賞初挑戦のここで連勝に期待。

 ウェイビーはコスモス賞で3着だったが、上がり最速の末脚には見どころがあった。展開次第では前走以上の結果も期待できる。ドゥーラは2戦目で良化を見せて勝ち上がり。まだまだ奥がありそうな馬で3戦目でさらに前進があっても。

 ドゥアイズは開催終盤の馬場が合いそう。吉田隼人騎手の継続騎乗も魅力。以下、乗り替わりどうかもセンス高いアスクメークシェア、札幌はおそらく合わないが力上位のシャンドゥレール、良化は見込めるがおそらく過剰人気のブラストウェーブ。

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