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7月31日 札幌11R クイーンS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 17年、18年の勝ち馬であるアエロリット、ディアドラをはじめとして、夏のローカルGIIIにしてはメンバーが揃うことが多い牝馬限定重賞。札幌は比較的コーナーが緩く、かつ平坦なコースであるから、他のローカルと比べると適性より地力がものを言いやすい。

1.前走敗れた馬が巻き返す

 過去10回で、前走1着馬は[2-1-1-27]で複勝率12.9%と苦戦傾向。対して、前走6から9着だった馬は[3-3-3-16]で複勝率36.0%、前走10着以下は[2-2-3-30]で複勝率18.9%。前走敗れていた馬が巻き返してくるケースが多い。

2.軸は4歳以下から

 過去10回で、3歳馬は連対率16.7%、4歳馬は25.0%なのに対し、5歳馬は12.2%、6歳馬は9.5%。5歳馬は過去10回中7回で3着になっており紐でマークは必要だが、軸は4歳以下から選ぶのが良さそう。

3.開幕序盤のスピード勝負

 20年の覇者レッドアネモスはそれまでにマイルで2勝、19年の覇者ミッキーチャームはマイル重賞の勝ち馬、17年の覇者アエロリットはマイルGI馬だった。開催序盤に行われるため基本的にはスピード勝負となり、より短い距離に実績がある馬が活躍傾向。

 スライリーは成績にムラがあるタイプではあるが、昨年の秋華賞で5着、今年の中山牝馬Sで惜しい4着など重賞に入っても見劣らない能力があるのは確か。前走のメイSの内容からして直線が短い一周コースに替わるのは良さそうで、巻き返しを期待。

 ウォーターナビレラは現状2000mくらいまではこなせそうであり、コースに特に不安はない。好走条件にも合っており順当に勝ち負け。

 テルツェットは昨年函館の同レースを勝ったが、函館より札幌向きだろう。展開に左右される面があるため大きくは狙い辛いが、上位争いには持ち込んできそう。

 メイショウミモザは洋芝巧者。1800mは長い気もするが、開催序盤ならこなせても。以下、札幌は合うルビーカサブランカ、好走傾向には合わないが前走の勝ちっぷりが良かったフィオリキアリとホウオウピースフルまで印。

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