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8月22日 小倉11R 北九州記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 現在の条件で行われるようになって今年で16回目となるが、過去15回のうち1番人気が勝利したのは1回だけ。また馬連は5回万馬券になっており、大荒れも珍しくないレースだ。昨年は4年ぶりに1番人気が2着したが、1着は8番人気、3着は10番人気で波乱だった。

1.差しが決まる

 過去10年で3着以内に好走した延べ30頭中、半数の15頭は4角7番手以下だった。対して、4角1番手から馬券に絡んだのは、昨年1番人気2着のモズスーパーフレアのみ。逃げ切りが困難なレースでしばしば差し馬が台頭する。

2.距離短縮組は苦戦

 過去10年で距離短縮組は[0-1-1-17]で複勝率10.5%しかない。対して、今回距離延長となる馬は[4-3-3-34]で複勝率22.7%、前走も1200mだった馬は[6-6-6-87]で複勝率17.1%。小倉は前半からペースが非常に速くなりがちなので、距離短縮組は流れに乗り損ねがち。

3.馬体重の傾向

 過去10年、479kg以下の牡・セン馬は[3-3-1-31]で複勝率18.4%なのに対し、480kg以上は[2-1-2-49]で複勝率9.3%と不振。牝馬だと逆で、479kg以下は[2-1-6-43]で複勝率17.3%なのに対し、480kg以上は[3-5-1-15]で複勝率37.5%。全体的にも牝馬の好走率が高いが、中でも大型の牝馬が特注。牡・セン馬は逆に、大型だと苦戦気味だ。

 メイショウカリンはCBC賞で10着に敗れたが、差しの決まらない超高速馬場がまるで向かなかった。今回は7月開催から続くAコースを使用していて、ある程度時計が掛かって差しが決まる馬場で走れそう。基本的に展開待ちにはなるものの、大穴で一発の魅力はある。

 ノーワンも前走は馬場合わず。小倉自体は合うはずで巻き返しのチャンス。アウィルアウェイはCBC賞で3着だったが、ノーワンやメイショウカリンと同じく時計が掛かる馬場の方が合うタイプ。ハンデは背負うことになりそうだが、引き続き期待。

 エングレーバーは休み明けが良いタイプ。距離短縮のローテがどうかも、高速馬場でなければ距離自体はこなせるはず。以下、叩いた上積みが見込めるメイショウキョウジ、出遅れなければ前進可能なメイショウケイメイ、条件得意なボンボヤージ。

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