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12月19日 阪神11R 朝日杯FS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 14年に朝日杯FSが中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつホープフルSが用意され、17年からはGIに昇格。これによって、マイル指向の馬は朝日杯FS、中距離指向の馬はホープフルSと棲み分けがなされるようになった。

1.前走マイル以下の馬が中心

 阪神開催になった14年以降で、今回距離短縮となる馬は[1-1-0-19]で複勝率9.5%しかない。対して、前走もマイルだった馬は[5-4-4-33]で複勝率28.3%、今回距離延長となる馬は[1-2-3-42]で複勝率12.5%。

2.前走1着馬が強い

 前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。阪神開催になった14年以降の過去7回は、すべて前走1着だった馬が勝利していて、2着も4頭、3着も5頭が前走1着馬だった。

3.多頭数経験

 過去7回で、前走の頭数が8頭以下だった馬は複勝率10.5%、9-11頭だった馬は複勝率14.9%、12-14頭だった馬は複勝率20.0%、15頭以上だった馬は複勝率31.6%。今回が多頭数であることも関係してか、多頭数を経てきた馬の成績が良い。

 トゥードジボンは2走前に大敗を喫しているが、出遅れてリズムを崩したことが敗因としてあり結果は参考外で良さそう。それ以外の2戦では、新馬戦でセリフォスの3着、前走未勝利で決して楽ではないペースで逃げて押し切りと素質の片りんを見せている。既に上のクラスを走ってきた馬にも引けを取らない能力はありそうで、人気薄なら狙いたい。

 ジオグリフは好走条件に合致しないが、ポテンシャルはここで一番だろう。あっさりクリアしてきてもおかしくない。

 セリフォスは戦績が示す通りマイルなら相当強い。ただ、今回多頭数になった際に気性面がどう出るかは分からない。断然人気なら強くは推せない。

 ドウデュースは好走条件に合致しないが、前走のアイビーSの走りが上々でマークは必要か。武豊騎手の継続騎乗も魅力。以下、京王杯2歳Sで2着のトウシンマカオ、前走は流れに全く乗れなかったベルウッドブラボー、デビューからのローテーションが良いヴィアドロローサ。

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