丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

12月19日 阪神11R 朝日杯FS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    3

    4

    7

    8

    9

    11

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    4

    相手

    3

    7

    8

    9

    11

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    7

    相手

    3

    4

    8

    9

    11

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【弾む】ジオグリフが力強く弾む。新馬戦の東京1800mは高速馬場の下、スローペースの瞬発力勝負。残り4ハロン標識から一気に11秒8にペースが上り、続く3ハロンを上り33秒3で走破、最後の2ハロンは推定10秒8-10秒8という出色の速力で駈けた。札幌2歳Sは発馬で出遅れ、前半1000m・60秒3のミドルペースを最後方待機。3コーナーすぎスイッチが入ると、直線はもったままのごぼう抜き。最後の1Fはノーステッキで駈け、重い洋芝を推定11秒8でゴール板を通過した。1分49秒1は、去年のソダシの1分48秒2、コディーノの1分48秒5に続き過去10年で第3位ながら、2着には4馬身という大きな着差はレース史上初めてだった。右左の回り、馬場も選ばない。前進意欲は旺盛、阪神マイルにも対応できる。

 対抗はセリフォス。二走前の新潟2歳Sは、前半1000mの入りは60秒2のスロー、ラチ沿いに張り付き脚を温存。直線は4-5頭ぶんほどポッカリ開いた内へ切り込み10秒8-11秒0-11秒8(3Fは33秒6)という変則ラップを、自身32秒8の快ラップでインをズバリ。

 前走のデイリー杯2歳Sは7頭立て、ならば細かい事は抜き。道中は後方二番手、3コーナー付近を追い上げる際、勢い余り膨れ気味になったが、11秒4-10秒5-11秒9(3Fは33秒8)というレースラップを、33秒4で外から力でネジ伏せ、坂コースの阪神でも10秒5というHラップを叩き出した。同じダイワメジャーを父に持つ、三年前の朝日杯FSの覇者アドマイヤマーズと強さや姿がだぶる。

 一角崩しがあればダノンスコーピオン。まだ身体も気持ちも幼く、仕草には少し怪しげな独特の雰囲気がある。6月の阪神・芝マイルの新馬の勝ち時計は1分38秒7。稍重馬場を考慮しても凡庸な記録だったが、二戦目の萩Sは4Fすぎ一気に11秒8にピッチが上がったが、そこで脚をひとため、ライバルを一度前にやり過ごす味な組み立て。

 続く3Fのレースラップは11秒3-10秒6-11秒8(33秒7)。追い出しをワンテンポ遅らせ、33秒5でG前強襲。走破タイムは1分48秒5止まりだが持久力と瞬発力の両方を数字として具現して見せた。父はロードカナロア、マイル路線にベクトルが振れるのは自然の流れかもしれない。

 ドウデュースは1800mを目下二連勝。新馬戦の上りは34秒1、ゴール通過点では手綱を抑える余裕があり、ラスト1Fは推定10秒9見当の加速ラップを計測。アイビーSもスローを嫌がり前半突っかかり気味に前に出ようとしたが、直線を向くと合図せずとも四肢の回転数が一気に上がる。左右を確認し追い出し開始、2F標識すぎひとムチをくれるとビュンとひと加速。ラスト3Fは推定11秒5-11秒2-11秒3(34秒0)。ゴール前2着馬が詰め寄ってくると、グイともうひと伸び。一完歩ゝがきめ細やかでグリップ力も確か。重賞マイラーの素養の多くを保持している。

 ドーブネは札幌1500mのデビュー戦を1分30秒5、上り34秒6で直強襲(11秒台を連発)。NHKマイルCの覇者となった現3歳のシュネルマイスターと、ウリ二つのラップ構成で新馬勝ちを決めた。ききょうSは一転、3コーナー手前では雁行状態の先頭。外からプレッシャーを受けてもファイト満々、二枚腰を使い後続を突き放した。

 アルナシームの母はアルアイン、シャフリヤールたちの姉。敏感質で東スポ杯は折り合いを欠き制御不能に陥ったが、関西圏のマイルなら一変があってもいい。プルパレイはブリンカーを着用、一発勝負を狙う。

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