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11月21日 阪神11R マイルCS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年に続いて阪神で行われる秋のマイル王決定戦。近年は香港国際競争を含めて秋のGI路線が多様化したため人気が割れることもしばしばで、一昨年まで1番人気が10連敗を喫していたが、昨年はグランアレグリアが単勝160円の支持に応えた。今年もグランアレグリアが中心になりそうだが、連覇を阻む馬は現れるのか。

1.4から5歳馬が中心

 過去10年で、4歳馬は[5-5-4-23]で複勝率37.8%、5歳馬は[2-4-4-51]で複勝率16.4%なのに対し、6歳馬は[1-1-1-24]で複勝率11.1%、7歳以上は複勝率0%。基本的に若い馬が優勢のスピード勝負になる。ただし、3歳馬は[2-0-1-32]で複勝率8.6%と苦戦。この時期の中距離では2kgある古馬との斤量差が、マイルだと1kgになることが苦戦の要因の一つと考えられる。

2.逃げ苦戦気味も先行馬が優勢

 16年1月以降に行われた古馬混合オープンの阪神芝マイル戦の成績を、前走の4角位置取り別で見てみると、前走4角1番手だった馬は複勝率18.2%だが、2から5番手だった馬は複勝率32.2%と優秀。逃げ残りは容易ではないが、先行力を持つ馬が優勢なのは確か。

3.好走傾向の種牡馬

 16年1月以降に行われた古馬混合オープンの阪神芝マイル戦の成績を、種牡馬の複勝率順(最少レース機会数5回)で見てみると、上位はスクリーンヒーロー、モンテロッソ、リーチザクラウン、ステイゴールド、ディープインパクトで、スクリーンヒーロー以外は複勝回収率100%超え。

 ここは人気でもグランアレグリアに逆らえないか。他の有力どころは昨年降したメンバーに加えて、斤量利が少なくなる3歳馬がメイン。前走の天皇賞で3着とは言え非常に強い走りをしており、得意のマイルに戻る以上勝ち負けは必至だろう。

 穴ならロータスランドに期待したい。前走の富士Sはキャリアで初めて逃げる競馬ながら残り200mまで先頭をキープしており、10着でも内容は悪くなかった。人気勢と実績の違いはあるものの、得意の阪神で控える競馬ならば食い込みのチャンスはあると見る。ホウオウアマゾンは3歳馬の分評価を落としたが、GIクラスの実力はあり侮れない一頭。前走は余裕残しで、一度使った上積みもありそう。

 インディチャンプは6歳がどうかだけ。勝ち切るだけの爆発力は近走出せておらず、ここも上位争いまでと見る。以下、昨年は絶望的な位置から5着まで追い込んできたサリオス、まだまだやれるところを示したサウンドキアラ、阪神が未知数のシュネルマイスター。

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