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11月13日 阪神11R デイリー杯2歳S(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋競馬最初の2歳重賞として10月に行われていたのが、14年に朝日杯FSの前哨戦として施行時期が11月に繰り下げられた。2歳重賞としては数少ないGIIで、後のGI馬を多く輩出してきた伝統の一戦ではあるが、同時期の2歳重賞にメンバーが分散するようになってからはやや重要性は薄れつつある。

1.前走の格は関係ない

 昨年は未勝利勝ち直後のレッドベルオーブが前走オープン勝ちのホウオウアマゾンを差し切りV。一昨年は新潟2歳Sで2着だったペールエールが1番人気で3着に敗れ、前走新馬と未勝利だった馬がワンツー。また、17年は新潟2歳Sを勝って1番人気に推されたフロンティアが4着に敗れ、前走新馬戦だった馬が馬券圏内を独占。さらに、15年は新馬勝ち直後だったエアスピネルが、3連勝中のシュウジを差し切った。素質があればキャリアの少なさは不問にしていい。

2.控える競馬をしてきたか

 過去歴を見ると逃げ・先行馬の活躍が目立つが、それは少頭数になることがほとんどであることが影響している。過去10年間で前走3角1番手だった馬は[0-2-2-15]と勝ち切れておらず、控える競馬をしてきた馬が勝ち切るレース。

3.好走傾向の種牡馬

 16年から今年10月までに行われた阪神芝マイルの2歳戦の成績を、種牡馬の着別度数順で見てみると、複勝率上位(最少レース機会数5回)は、上からバゴ、クロフネ、フランケル、アメリカンペイトリオット、キングカメハメハ、エピファネイアで、その次がディープインパクト。このうち複勝回収率が100%を超えているのはバゴ、アメリカンペイトリオット、エピファネイア。

 ソネットフレーズは新潟芝マイルの新馬戦を3馬身半差完勝。出負けを二の脚でリカバリーして、直線では迫る2着馬を突き放す好内容で素質はかなり高そうだ。デビュー前の調教も良かったが、ここに向けた中間の調整も抜群。牡馬相手でも勝ち負けを期待したい。

 セリフォスは仕上がり早でここも順当に好走してきそうだが、気性が難しくテン乗りは未知数。断然の人気になるほど1着の信頼度は高くないと読む。ドグマは初戦の脚が抜群。前走は4着に敗れたが、距離短縮で見直したい。

 スタニングローズは重賞クラスではまだ壁があるようだが、少頭数なら押さえは必要になる。以下、前走逃げたので勝ち切るまではどうかも阪神は合いそうなプルパレイ。

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