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12月28日 中山11R ホープフルS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中山競馬場開催に替わり今年で8回目、GIに格上げされてからは5回目になる。以前同時期に同条件で行われていたオープン特別と名前が同じなので紛らわしいが、正確には阪神で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sの後継という位置づけ。前身の時代から翌年のクラシックに直結する2歳戦屈指の重要レースとして知られていたが、リニューアル後もレイデオロ、サートゥルナーリア、コントレイルらを輩出しており出世レースの伝統は引き継がれている。

1.時計が掛かる

 過去7回の勝ちタイムで最も速かったのは16年の2分1秒3。同舞台の皐月賞では良馬場だと1分58秒台の決着も珍しくないことを踏まえても、時計が掛かりやすいレースだと言える。

2.前走上がり2位以内

 過去7回の成績を前走の上がり3ハロン順位別で見てみると、上がり1位だった馬が[5-5-4-22]で複勝率38.9%、上がり2位が[2-1-3-18]で複勝率25.0%なのに対し、上がり3位以下だった馬は[0-1-0-37]で複勝率2.6%。

3.ゆとりのあるローテーション

 過去7回の成績を前走からの間隔別で見てみると、中4から8週の馬が[6-4-3-35]で連対率20.8%、複勝率27.1%、中9週以上の馬が[0-2-2-15]で連対率10.5%、複勝率21.1%なのに対し、中3週以内の馬は[1-1-2-30]で連対率5.9%、複勝率11.8%。

 アスクワイルドモアは夏を越えて確かに成長しており、調教を見るに久々でも状態は良さそう。パワーの要る洋芝を経験してきたことから時計の掛かる中山はこなせそうで、重賞実績馬が少ない今回のメンバー構成なら勝ち負けの期待は十分。

 大穴ならマテンロウレオ。新馬戦は時計だけ見れば平凡だが内容は抜群だった。血統的に中山得意の可能性もある。

 キラーアビリティはレコードで強い競馬をしているだけに時計が掛かる決着だとどうかも、素質であっさりも考えられる。上位人気の中では不安材料は少ない方だ。

 コマンドラインはデビュー2戦の内容からして、まだまだこれからの馬といった印象。今回は明らかに過剰人気。以下、過剰人気だが中山替わりはプラスのオニャンコポン、ローテーションに好感が持てるラーグルフ、間隔どうかも前走の走りが良かったサトノヘリオス。

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