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12月26日 中山11R 有馬記念(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 登録のあるGI馬は6頭。ファン投票1・2位に支持されたエフフォーリアとクロノジェネシスの最初で最後の直接対決という目玉はあるものの、香港国際競走との兼ね合いもあって、かつてのようなオールスターメンバーは集まりにくくなっているのも確かだ。実力では上記2頭が抜けているように思えるが、これに割って入る馬は現れるのか。

1.フレッシュさ

 過去10年、キャリア6から10戦の馬は[4-2-2-17]で複勝率32.0%、11から15戦の馬は[2-6-2-23]で30.3%なのに対し、16から20戦の馬は[3-2-3-34]で複勝率19.0%、21戦以上の馬は[1-0-3-53]で複勝率7.0%。レース経験豊富なベテランは苦戦傾向。

2.明け3戦目の馬が中心

 過去10年、休み明け(中9週以上)から3戦目の馬が[7-7-8-59]で複勝率27.2%と優秀なのに対し、休み明け2戦目の馬は[2-1-1-32]で複勝率11.1%、明け4戦目の馬は[0-1-0-20]で複勝率4.8%。

3.前走垂れた馬は苦戦

 過去10年、前走の着順が4角通過順位を下回っていた馬、つまり4角から垂れてしまった馬で、当レースを連対したのは3頭だけ。比較的直線が短い中山とはいえ、最後の直線でのもう一伸びが明暗を分けることも多く、前走末脚で劣った馬の巻き返しはあまりない。

 ステラヴェローチェは前走の菊花賞で状態が上がり切らなかったこともあり4着に敗れたが、その後の調教の動きを見るに立て直されてきた印象。中山替わりは問題なく、また大逃げをしてきそうな馬がいることで、昨年や一昨年のような消耗戦で展開が向く可能性はそれなりにありそう。エフフォーリア相手ではこれまで3戦3敗だが、今回は逆転まであると見る。

 クロノジェネシスは凱旋門賞帰りがどうかだけ。まともならグランプリ4連覇はチャンス十分にあるが、前走の重馬場は非常に堪えた可能性もある。

 エフフォーリアは差しに回せば順当に上位争いだが、展開が向かない可能性もありそう。ただ、実力はクロノジェネシスと共に頭一つ抜けており、大きくは印を落とせない。

 アカイイトは前走が狙い目でここは過剰人気。とは言え、展開は向きそうなのでマークはしておく。以下、前走は想像以上の走りだったシャドウディーヴァ、好走傾向に合わないが年を重ねるにつれて中距離適性が高まっているペルシアンナイト、前走よりは条件向くモズベッロ。

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