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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

12月18日 中山11R ターコイズS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 暮れの中山マイルの牝馬限定戦として親しまれていたオープン特別が、2015年から重賞にリニューアル。同時に愛知杯の施行時期が年明けに移動し、12月の古馬牝馬の目標レースとしての位置付けが明確になった。

1.若い馬が中心

 重賞昇格以降で連対した延べ12頭中、5歳以上だったのは16年1着のマジックタイムだけ。若い馬有利の傾向はオープン特別時代からあったが、それがより一層強まっている。

2.重賞実績が必要

 重賞昇格以降の勝ち馬延べ6頭中、5頭はそれ以前に重賞を制していた。唯一該当しない17年のミスパンテールにも、チューリップ賞2着の実績はあった。2・3着に関しても、勢いを落としたかに思える実績馬が変わり身を見せてくるケースがしばしば。

3.先行馬に注目

 重賞昇格初年度の15年は11・16・15番人気で決着して大波乱となったが、その上位3頭はいずれも4角5番手以内だった。その後、16・17年は差し決着となったが、近年は前残り傾向。ここ3年連続で4角5番手以内の馬によるワンツーとなっている。

 スマイルカナはここ4走2桁着順が続いているが、いずれも厳しい流れに巻き込まれた結果であり見限るのは早計。牝馬限定のGIIIで、昨年の同レース含め重賞を2勝している中山マイルの舞台なら巻き返しの期待を持てるだろう。

 マルターズディオサは近走差しに回っているが先行するスピードはある馬。3歳時にみせていたような積極策で粘り込みを期待したい。

 クリノプレミアムは中山での良績が少ないが、こなせないというわけではないはず。2・3走前の連勝の内容が良く人気の盲点。

 アクアミラビリスは3歳時にはクラシックにも参戦していたように重賞でも格負けはしない。条件替わりも良さそうで変わり身のチャンスはありそう。以下、ローテーションどうかも実績上位のアンドラステ、2走前の京成杯AHが惜しい内容だったスマートリアン、休養を経て立て直されたドナウデルタ。

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