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10月3日 中山11R スプリンターズS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋のスプリント王決定戦で、GI戦線の開幕戦という位置付けでもある。紛れの多いスプリント戦ということで波乱になることも珍しくなく、過去10年で6頭の2桁人気馬が3着以内に食い込んできている。

1.上がり33秒台のキレ味が必要

 新潟開催だった14年を除く過去9年中、8年で勝ち馬は上がり3ハロン33秒台の末脚を使っていた。近年は逃げ先行から粘り込む競馬で勝ち切るのが難しくなっており、末脚のキレ味が要求されやすい。

2.より長い距離の実績に注目

 昨年の覇者グランアレグリアはそれまでにマイルGIを2勝。一昨年の覇者タワーオブロンドンも、それ以前に1400m以上の重賞を3勝していた。また、16・17年連覇のレッドファルクスは以前に1400mを主戦場にしていた馬で、15年の勝ち馬ストレイトガールはヴィクトリアマイルを、12、13年連覇のロードカナロアは安田記念を勝っていた。

3.中心となる年齢

 新潟開催だった14年を除く過去9年の成績を年齢別にみてみると、3歳馬は複勝率が14.3%で複勝回収率は89%、4歳馬は42.3%で153%、5歳馬は20.5%で57%、6歳馬は10.7%で53%、7歳以上馬は6.7%で67%。4歳馬の成績が特に良い。

 タイセイビジョンは近走苦戦が続いているが、ここ2走のCBC賞とセントウルSはいずれも2位の上がりで追い込んで差を詰めており立て直されてきた印象。出遅れという不安要素があるので人気すると狙いにくいが、2桁人気まで評価を落とすようなら面白い。

 ピクシーナイトは追い込みの決まらない超高速馬場だったCBC賞で差して2着に入っており、スプリント能力は相当高い。セントウルSでもレシステンシアから僅差2着。差しの決まりやすい今回はかなり期待できそう。レシステンシアはここに入ってもスピード上位だが、脚質的に中山はマイナス。目標になりそうなのもマイナスで、負けるならここだろう。

 ジャンダルムは前走出遅れなければ勝っていた。今回も出遅れなければチャンスがあるだろう。以下、休み明けは問題ないシヴァージ、勢いを取り戻しているクリノガウディー、妙味ないが実績的にマークは外せないダノンスマッシュ。

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