netkeibaデスクの予想

netkeibaデスク

お気に入り

お気に入り

登録済

最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月7日 東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 舞台となる東京芝2500mは2400mから100m延びるだけだが、その100mはまるまる上り坂。よって、字面以上にスタミナが要求されやすい条件となっている。また、過去10年で勝ち時計が2分30秒0を切ったのが1回だけ(春の目黒記念は5回)と時計自体も掛かり気味であり、より長い距離に対応できるスタミナ型が幅を利かせることもしばしばある。

1.若い馬が中心

 過去10年で、3歳馬は数が少ないが[2-0-2-0]。また、4歳馬は[5-4-4-25]で複勝率34.2%と優秀。対して、5歳馬は[1-4-4-41]で複勝率18.0%、6歳馬は[2-2-0-29]で複勝率12.1%、7歳以上の馬は[0-0-0-36]。

2.距離実績に注目

 過去10年の連対馬20頭中12頭には、それ以前に2500m以上の距離で勝利した経験があった。シュヴァルグランやアルバート、フェイムゲームなど長距離路線で活躍していた馬もしばしば好走している。

3.逃げ苦戦も先行できる馬が中心

 過去10年、4角1番手だった馬は[0-1-0-9]で複勝率10.0%と苦戦しているが、2、5番手だった馬は[7-2-5-36]で複勝率28.0%と上々。上り坂スタートということで前半がゆったりしたペースになることも多く、好位で脚を溜めていける馬がその恩恵を受ける。

 アンティシペイトは昨年に札幌芝2600mの阿寒湖特別を制した実績があるなどスタミナに不安はない馬。東京2500mは未経験だが、2400mでは2戦2連対と好相性なのでコース替わりは問題なさそう。重賞初挑戦でも好勝負を期待したい。

 ゴーストは左回り実績が乏しいので2番手評価も、血統的に東京2500mはドンピシャの可能性もある。内枠を引ければ面白いだろう。オウケンムーンは好走データに合致しないが、東京替わりは明らかにプラス。変わり身を見せるならここだろう。

 オーソリティは昨年こそ骨折休養明けで勝ち切ったが、本来は叩き良化型なので人気なら嫌う手もあるだろう。おそらく昨年よりハンデを背負うこともマイナス。以下、東京はおそらく合わないが鞍上替わり魅力のマイネルウィルトス、距離延長プラスのディアマンミノル、目黒記念で大穴を開けたアドマイヤアルバ。

このレースの予想一覧