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10月31日 東京11R 天皇賞(秋)(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋古馬三冠の開幕戦。ここ2年は王者アーモンドアイに他の強豪が挑むという構図だったが、今年はGI・6勝目を狙うグランアレグリア、復権を期す無敗三冠馬コントレイル、底を見せていない皐月賞馬エフフォーリアの三つ巴の様相になった。また他にも、GIの常連カレンブーケドール、春の天皇賞覇者ワールドプレミアなど一発がありそうなメンバーもいて高いレベルで混戦模様。

1.差し馬の台頭

 12年1着のエイシンフラッシュ、13年1着のジャスタウェイ、14年1着のスピルバーグ、15年2着のステファノス、16年2着のリアルスティールなど、4角10番手付近から追い込んで激走する馬が多いレース。過去10年で4角3番手以内から優勝したのは、不良馬場だった17年のキタサンブラックだけ。キタサンブラックも最初から先行していたわけではなく、道中でポジションを上げていく立ち回りだった。

2.より短い距離の実績に注目

 近年は2000mより短い距離に実績がある馬の活躍が目立つ。15・16年に人気薄で2・3着したステファノスは唯一の重賞勝ちが富士S。また、16年はマイル王モーリスが勝利し、一昨年はマイルGI勝ち馬によるワンツースリーだった。

3.3歳馬は苦戦傾向

 86年以降の35回で3歳馬の勝利は、96年のバブルガムフェローと中山開催だった02年のシンボリクリスエスのみ。過去10年でみても、3歳馬は平均人気が5.8番人気ながら[0-1-1-9]止まり。馬券に絡んだフェノーメノ、イスラボニータはいずれも1番人気で、人気に応えられない形の好走だった。

 グランアレグリアは広い東京コースのスピード勝負なら、2000mはこなせる範囲と見る。8月に喉の手術を行ったため状態面が気になるが、調教を見る限り特に影響はなくしっかり仕上がっていそう。今回の好メンバー相手に改めて強さを見せつけてGI・6勝目を期待したい。

 コントレイルは前走の大阪杯で3着も、重馬場の影響が大きく結果は度外視できる。これまでの実績からして、東京コース、かつ時計が出る馬場なら違うはず。まともならグランアレグリアとの一騎打ちになると見ている。カレンブーケドールは鉄砲駆けするタイプで休み明けは気にならない。また、距離短縮もプラスだろう。差しが決まるレースなので勝ち切るまではどうかも、堅実に上位争いはしてきそう。

 ポタジェは相手なりに走るので今回のメンバーでも期待できそう。距離延長はプラスだろう。以下、2000mのスピード勝負では現状一枚落ちるエフフォーリア、近走案外だが条件は合うサンレイポケット。

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