丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

10月16日 東京11R 府中牝馬ステークス(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    4

    7

    11

    15

    16

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    17

    相手

    4

    7

    11

    15

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    15

    相手

    4

    7

    11

    16

    17

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【Hレベルの叩き合い】力勝負の東京1800mならマジックキャッスル。

 戦績は[2613]、GI・秋華賞2着など重賞連対歴は多々あるが、初重賞制覇は本年1月の愛知杯。444キロにビルドアップし、待望のタイトルをもぎとった。阪神牝馬Sは密集馬群に押し込まれ、狭いインを突かざるをえずクビ差2着。ヴィクトリアマイルは絶対女王グランアレグリアに真っ向勝負を挑み、1分31秒7・3着。残り1Fでアゴが上がったが、GI級のポテンシャルを改めて示した。クイーンSは他より1キロ重い56キロを背負い、1000m通過・59秒9という淀みのない平均ペースを一旦先頭。末脚勝負に徹した勝ち馬の強襲に屈したものの、今度は54キロ。東京1800mは短くもなく長くもなく、持ち味の決め手を最も発揮しやすい舞台になるだろう。

 強敵はデゼル。母は無敗で仏1000ギニー、オークスを制した名牝。東京1800mのスイートピーSは上がり32秒5という途方もない末脚を駆使。オークスの権利を得たけれど、3歳3月デビューで2カ月間に3走はキツい。ひと夏を越えローズS4着後は自己条件から再出発、初音Sを快勝し、続くGII・阪神牝馬Sは10秒7-10秒8-11秒7(3Fは33秒2)という高速ラップを、またしても上がり32秒5で直強襲。ヴィクトリアマイルは8着に終わったが、上がりはメンバー中第三位だった。4歳秋を迎え体に実の入りも急、手加減なしに調教メニューも組めるようになった。

 割って入ればドナアトラエンテ。全姉は三冠牝馬ジェンティルドンナという血統馬。デビュー時は418キロ、熟成期間をじっくりと設け、5歳の本年春オープンに到達。中山牝馬Sは馬場差も計量できないほどの不良馬場に泣き9着沈没。福島牝馬S2着と反撃したが、クイーンSはチークピーシーズが効きすぎたか。タフなミドルペースをリキんで追いかけ、フットワークが乱れ11着に大敗したが、ルメールJとのコンビで[3300]。当コースに1分44秒8という勝ち時計を保持、東京の芝なら多少道悪でも対応できる。

 一発大駆けがあればアカイイト。戦法は直線一気、タメればタメるほど味が出る。阪神1800mでは上がり32秒6というオニ脚を計測したこともあり、前走の垂水Sはレースの上がりを1秒上回る末脚を繰り出している。シャドウディーヴァは、東京コースは[1523]。不器用だが府中の走りは伸び伸び。フローラS2着、東京新聞杯は2、3着各一回、重馬場で行われた去年の府中牝馬Sは2着に食い込んだ。アブレイズは二走前のメイSでは上がり33秒8を計測。良でも戦えるようになったが、父はキズナ。産駒たちは総じて、パワーを要する水分の残る馬場を得意としている。

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