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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

10月9日 東京11R サウジアラビアRC(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 伝統あったオープン特別「いちょうS」を格上げし、更に名称を変更して生まれたのがこのレース。オープン特別の時代から出世レースとしての呼び声が高かったが、重賞格上げ以降もクラリティスカイ、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ステラヴェローチェなど、毎年のように後のGI活躍馬を輩出している。

1.開幕週のスピードレース

 17年は稍重ながら当時のコースレコードである1分33秒0がマークされ、一昨年はサリオスが1分32秒7をマークしてそのレコードを更新した。昨年は不良馬場で特殊なレースとなったが、開幕週ということもあり基本的にはスピードレースになる。

2.前走敗れた馬は苦戦

 重賞格上げ以降の7回で、前走2着以下だった馬の成績は[0-0-2-28]と不振。前走重賞やオープンで善戦してきた馬よりも、新馬や未勝利をきっちり勝ち切ってきた馬が活躍する傾向。

3.前走中山組は不振

 過去7回の成績を前走の競馬場別に見てみると、前走が中山だった馬は[0-0-0-19]と不振。そもそも人気どころで前走中山組が少ないのは確かだが、過去に3番人気が2頭いていずれも人気を裏切っている。

 ステルナティーアは新潟芝マイルの新馬戦を3馬身差完勝。軽く促されると一気に後続を突き放す内容で、素質はかなり高そうだ。夏の新潟の上がりタイムはそこまでアテにならないとはいえ、32秒7は優秀な数字。兄のステルヴィオは同レースで2着だったが、この馬には勝利を期待したい。

 コマンドラインも新馬戦を3馬身差快勝。今回と同舞台を経験したことはアドバンテージだ。ただ、兄のアルジャンナは常に過剰人気気味だったタイプなので、この馬も重賞で断然人気だと分からない。高い素質に期待は持ちつつも2番手評価としたい。

 ウナギノボリは追って味があるタイプで、距離延長は良さそう。仕上がりも早く、今回のメンバーなら食い込みもあるだろう。以下、新潟2歳Sで5着に敗れているが少頭数ならチャンスありそうなスタニングローズ、ローテーション微妙もコース実績があるフェスティヴボス。

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