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5月1日 東京11R 青葉賞(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 青葉賞組がダービーを勝てないというジンクスはファンの間でもよく知られているが、それでもシンボリクリスエスやゼンノロブロイなど活躍馬をしばしば輩出して重要なトライアルという位置付けではあった。しかし近年は、12年ハナ差2着のフェノーメノ以来本番での連対馬が出ておらず、トライアルとしての存在感は以前より薄くなりつつある。

1.しっかりと末脚を使えるかどうか

 一昨年のリオンリオンのような逃げ切りはまれで、大抵の年では直線での追い比べになる。過去10年で4角3番手以内から3着以内に好走したのは4頭だけで、過去10年の勝ち馬10頭中8頭は上がり2位以内の末脚を使っていた。

2.一気の距離延長は苦戦

 過去10年で、前走1800m以下の距離を走っていた馬は[1-1-3-53]で連対率3.4%・複勝率8.6%。過去より高速馬場で行われるようにはなってきているものの、東京芝2400mはスピードだけで押し切るのは困難な条件。相応のスタミナも求められるため、一気の距離延長は中々通用していない。

3.前走条件戦組も軽視できない

 阪神芝2400mのアザレア賞(1勝クラス)や中京芝2200mの大寒桜賞(1勝クラス)、中山芝2200mの山吹賞(1勝クラス)などを経てきた馬の活躍も目立つレース。前走が条件戦であったとしても、スタミナが要求されるコースで好走してきた馬は軽視できない。

 アオイショーはズブさがあって立ち回りはあまり器用ではないが、直線で外に出されてからは非常に鋭い末脚を発揮できる馬。これまで中山コースしか経験がないものの、おそらく広い東京の方が合っているタイプだろう。距離延長は気にならず、重賞でも勝ち負けの期待は十分。

 モンテディオはデビューからコースを問わずに安定して走っている。既に今年5戦目で疲労は気になるものの、ここも大崩れはないと見る。リーブルミノルはスタミナが豊富なタイプで、前走は速い馬場にも対応した。この馬も連戦続きなので、お釣りがあるかどうかがカギとなりそう。

 ワンダフルタウンは血統的にも実績的にも東京は合いそう。ただ今回は休み明けで調教ではやや重め残りの印象。恰好は付けてきそうだが、人気するようなら疑いたい。以下、休み明け2戦を経てパンとしてきたグレアリングアイ、ゆとりのあるローテーションに好感が持てるレッドヴェロシティ、気性がカギだが素質は高いテンカハル。

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