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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

9月4日 札幌11R 札幌2歳S(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2歳世代最初のJRA中距離重賞。施行時期が繰り上げられて以降、クラシックで活躍するクラスの参戦が少なくなりつつあったが、昨年は1着のソダシが桜花賞馬に、2着のユーバーレーベンがオークス馬になったことで、出世レースとして改めて注目されている。今年も、昨年に続いて後の活躍馬が出てくることを期待したい。

1.差しが決まる

 近年の好走馬の立ち回りを見ると、昨年5番人気2着のユーバーレーベンは2-4角の通過順位が[14-5-3]、18年6番人気1着のニシノデイジーは[11-8-2]、4番人気2着のナイママは[8-4-1]、17年7番人気3着のダブルシャープは[14-14-4]など、序盤は後方に位置していた馬が長く脚を使って差してくるケースが少なくない。逆に、2角1番手だった馬は、函館開催だった13年を除く過去9年で[1-0-0-8]。

2.前走人気に注目

 函館開催だった13年を除く過去9年で、前走4番人気以下から3着以内に好走したのは2頭だけ。前走人気していた馬が中心になるレースで、中でも前走1番人気だった馬は[7-5-4-25]で複勝率39.0%。

3.乗り替わりは勝ち切れない

 函館開催だった13年を除く過去9年、前走と同騎手だった馬は[9-6-5-56]で複勝率26.3%なのに対し、前走から乗り替わりとなる馬は[0-3-4-39]で複勝率15.2%。

 アスクワイルドモアはエンジンの掛かりが遅いのもあって勝ち上がるのに3戦を要したが、いずれのレースでも堅実に末脚を発揮していた。動き自体も1戦ごとに良化している。今回は夏4戦目なのでさらなる上積みがどうかも、調教の動きを見るに出来はキープしていそう。重賞でもいきなり勝ち負けを期待したい。

 ジオグリフは初戦の内容が上々。コース替わりは特に問題なく、引き続き勝ち負けを期待できるだろう。リューベックは初戦で押し出されるように先手を取って逃げ切りV。楽なペースで逃げたので能力はまだ未知数であり、良血で人気に推されるなら嫌う手もある。

 スカイフォールは新馬らしからぬ立ち回りでデビュー勝ち。おそらく使って良くなるタイプで2戦目も期待できるだろう。初戦で4番人気だった分だけ評価を下げた。以下、コース替わりマイナスも大物の可能性があるトップキャスト、初戦控えて結果を出したダークエクリプス。

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