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8月22日 札幌11R 札幌記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 夏のローカル開催で唯一行われるGII戦。サマー2000シリーズの第4戦にして最大のポイントが付与されるレースではあるが、札幌記念の勝ち馬は凱旋門賞や天皇賞など秋に行われる国内外のGIに直行することが珍しくなく、シリーズの他のレースとは趣を異にしている。

1.スピードが要求される

 14年は、中長距離路線で活躍して断然人気に支持されていたゴールドシップが、桜花賞馬ハープスターに敗れた。また18年は、ダービー馬マカヒキが2着に敗れ、マイル以下の重賞を2勝していたサングレーザーが優勝。昨年はマイル路線で活躍していたノームコアが、当時中距離GIを2勝していたラッキーライラックを降して勝利した。スタミナよりスピードが勝ったタイプが勝ち切るレース。

2.前走同距離組は苦戦気味

 函館開催だった13年を除く過去9年で、前走も2000mを走っていた馬は[2-2-2-48]で複勝率11.1%しかない。対して、距離延長組は[4-3-1-29]で複勝率21.6%、距離短縮組は[3-4-6-23]で複勝率36.1%。

3.前走敗れた馬が巻き返す

 過去9年で、前走1着だった馬は[0-2-2-15]と勝ち切れていない。対して、前走6-9着だった馬は5勝を挙げている。特に前走中央場所で敗れていた馬が巻き返してくるケースが多い。

 ソダシは調教の動きが素晴らしく、春から比べてさらに成長している。前走のオークスは距離が長いのもあって敗れたが、距離短縮で斤量52kgなら古馬相手でも巻き返しの期待は十分だ。

 ラヴズオンリーユーは地力上位も、おそらく過剰人気だろう。札幌より広いコースの方が合っており、ここは取りこぼしがあっても驚けない。ブラストワンピースは前走余裕残しも3着。実績を考えれば物足りないが、休養明けだったことを踏まえれば及第点だ。引き続き岩田騎手なら好走を期待できそう。

 ペルシアンナイトはマイルで活躍していた頃よりも適性が中距離寄りになってきている。もはやスピード勝負だと分が悪いが、ある程度時計が掛かれば台頭もありそう。以下、叩き良化型なので久々どうかも条件不問で安定しているステイフーリッシュ、スピードが要求されると踏み遅れる可能性はあるが札幌は合いそうなユーキャンスマイル。

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