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4月12日 阪神11R 桜花賞(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 チューリップ賞と桜花賞をどちらも勝利したのは、過去10年で14年のハープスターしかおらず、阪神JFと桜花賞をいずれも制した馬となると10年のアパパネまで遡る。同コースで行われるレースであり、そして王道路線としての繋がりは確かにありながらも、「いずれも勝つ」となると非常にハードルが高い。

1.キャリア3、4戦の馬

 過去10年で、それまでのキャリアが3、4戦だった馬は[7-7-7-43]で複勝率32.8%と非常に優秀なのに対し、キャリア5、6戦の馬は[3-3-3-74]で複勝率10.8%、7戦以上だと[0-0-0-27]。キャリア豊富な馬は苦戦する。

2.牡馬混合戦での好走経験が活きる

 昨年の勝ち馬グランアレグリアはそれ以前にサウジアラビアRCを、一昨年の勝ち馬アーモンドアイはシンザン記念を制していた。他にも、17年の勝ち馬レーヌミノルは小倉2歳S、14年の勝ち馬ハープスターは新潟2歳Sを勝っており、16年の勝ち馬ジュエラーはシンザン記念で2着、15年の勝ち馬レッツゴードンキは札幌2歳Sで3着の実績があった。ここ6年の勝ち馬はいずれも牡馬相手の重賞で好走してきている。

3.前哨戦で敗れて人気を落とす馬に注目

 昨年のグランアレグリアは2番人気での勝利だったが、前走の朝日杯FSでは単勝1.5倍の断然人気(3着)だった。また17年のレーヌミノルは8番人気での勝利だったが、前走フィリーズレビューでは単勝1.8倍の断然人気(2着)に支持されていた。ジュエラーとレッツゴードンキも前哨戦で敗れ、人気を落とした本番で巻き返した。

 クラヴァシュドールはチューリップ賞でハナ差2着。前哨戦としては上々の走りだったと言えるだろう。2歳時のサウジアラビアRCでサリオスに食い下がっての2着があるように、牝馬同士なら上位の能力があるのは確かで、前走を叩いて気配も上向いている。やや人気を落としそうな今回こそが絶好の狙い目だ。

 デアリングタクトはエルフィンSの内容が秀逸。おそらく阪神替わりは問題ないだろうし、ここでも突き抜ける能力はありそう。エピファネイア産駒らしく揉まれ弱い面があるので、多頭数でスムーズに外に出せるかどうかだけ。サンクテュエールは前走展開がハマった面もあるが、勝負強さを見せたのは良かった。爆発力という点では他に劣るかもしれないが、総合力では上位の存在。

 マルターズディオサはここ2戦先行しているのがどうか。実績が示す通り地力は上位だが、脚を溜めていけるかどうか。以下、スピード上位も過剰人気気味のレシステンシア、元々阪神JFよりは桜花賞向きのリアアメリア、岩田騎手と手が合っているエーポス。

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