丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月3日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    14

    相手

    1

    3

    4

    5

    7

    8

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    14

    2着

    8

    相手

    1

    3

    4

    5

    7

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    14

    2着

    7

    相手

    1

    3

    4

    5

    8

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【天才マラソンランナー】フィエールマンの長距離シーンの基盤は万全。秋の凱旋門賞は、想定外の馬体細化。パドックでは緊張で目を白黒、飛節の上まで埋るぬかるんだ馬場にずっぽり脚をとられ12着に沈没した。前走の有馬記念は、心身の再整備はどうか。だが、結果4着とはいえ、断然人気のアーモンドアイの外から差しかけることで存在感を示し、2020年の展望は開けた。美浦トレセンに入ってからの調教開始は、前走時より1週間程度は早く、今度は距離は3200m。同じ京都の3000m・菊花賞は、マラソンレースというよりは、9Fや10Fの中距離に近い、極端な瞬発力決着となったが、ラスト3F・12秒2-10秒7-11秒3(34秒2)というレースラップを33秒9という超速ラップで一気差し。

 昨年の天皇賞(春)は、2着グローリーヴェイズと4Fから11秒7-11秒6-11秒0-11秒7という長い叩きあいを演じ首差競り落とした。ちなみに3着とは6馬身差、2着馬は12月の世界の中長距離GIが集う香港ヴァーズを圧倒。極端に折り合いを欠いたりアクシデントに巻き込まれることがなければ、長丁場ならほぼ順当。

 対抗はキセキ。2017年の菊花賞優勝以来、長く勝ち星から遠ざかっているが、2018年のジャパンCは2分20秒9という快時計で2着に粘り込み。2019年の大阪杯はハナ差2着、そして宝塚記念2着、凱旋門賞遠征も含め、中長距離GIの舞台で目を見張る戦いを演じてきた。有馬記念、大阪杯と続けて致命的な出遅れを喫し、パフォーマンスを発揮できないでいるが、ゲート練習は上手くいった。発馬がまず、大きな条件となるが、一週前の追い切りでまたがった武豊Jも、よほど心を砕き跨ったのだろう。「人馬一体」という言葉を思いかみしめる騎乗風景だった。

 割って入ればユーキャンスマイル。2018年3歳秋、菊花賞3着入線。2019年の天皇賞(春)は5着に終わったが、ダイヤモンドS、新潟記念でGIIIを勝ち、前哨戦の阪神大賞典を一気差し。調子はさらに上向き、いざGIの舞台に登壇。

 ミッキースワローも、3歳秋の菊花賞6着から2年余り、明けて6歳。時には58・5キロの重いハンデを背負ったりしながら、七夕賞など多くの重賞で勝ち負けを演じ、日経賞完勝をはたし、京都のGIへ打って出る。ダンビュライトは、今回は去勢明け。しかし、目の玉がでんぐりかえった狂騒状態でも、AJCCや京都記念を優勝した、ワタシタチの規格や想像の外にある大物。先週はインディチャンプを併せ馬で圧倒、調教は恐ろしく動いた。すべてが噛み合えば、大駆けがあるかもしれない。

 58キロに増えると加速が微妙になってくるが、トーセンカンビーナは阪神大賞典を最速の上りで2着突入。距離はいくら長くてもいい。モズベッロは不利を受けながらも、日経賞はゴール前また2着へと盛り返した。

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