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6月14日 東京11R エプソムC(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 東京のGI連続開催直後のレース。ダークシャドウ、ダノンシャーク、ジャスタウェイ、エイシンヒカリ、サトノアラジン、ルージュバックなど、まだ底を見せていない実力馬が賞金加算のために参戦してくる例も多く、秋以降を見据える上でも楽しみな一戦となる。

1.4歳馬が中心

 過去10年で、4歳馬が[8-6-2-14]で連対率46.7%・複勝率53.3%と圧倒的な成績を残している。対して、5-6歳馬は[2-4-5-69]で複勝率13.8%、7-8歳馬は[0-0-3-47]で複勝率6.0%。

2.距離短縮は不振気味

 過去10年、前走で2000m以上を走っていた馬は[1-3-5-51]で連対率6.7%・複勝率15.0%。2着以上には中々絡んできていない。対して、前走も1800mを走っていた馬は[4-4-4-46]で連対率13.8%・複勝率20.7%、前走1600m以下だった馬は[5-3-1-35]で連対率18.2%・複勝率20.5%。

3.先行馬に分がある

 昨年は超スローペースということもあったが、道中1・2番手だった馬はそのまま粘り込んでワンツー。それ以前も、17年は4コーナー3番手以内の馬が3着以内独占、16年は逃げ粘ったマイネルミラノが6番人気3着、15年は逃げたエイシンヒカリが優勝など、逃げ・先行馬がしばしば活躍している。

 アンドラステはこれまで6戦4勝。デビュー以降大崩れすることなく走っており、前走の3勝クラスを勝ってオープン入りを果たした。東京は今回が初となるが、同じ左回りの中京と新潟ではきっちり勝ち切っているから問題なくこなせるだろう。相手は強くなるが、この馬も底を見せておらず未知の魅力は十分。

 ピースワンパラディは湘南Sを勝ってオープン入り。デビュー以降3着を外しておらずまだまだ底が見えない。これまでスローペースしか経験しておらず、展開がカギとなる。シャドウディーヴァは距離延長プラス。相手関係も前走と比べてずいぶん楽になる。

 エメラルファイトは前走良化を見せた。過去には富士Sで見どころある競馬をするなど東京自体は合っており、展開一つで巻き返す。以下、前走レコードと0秒1差の好タイムで制したアイスストーム、勝ち切れないが安定はしているサトノアーサー、東京なら1800mまでは許容範囲のレッドヴェイロン。

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