丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月16日 東京11R 京王杯SC(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    12

    相手

    3

    5

    7

    10

    11

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    10

    相手

    3

    5

    7

    11

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    13

    相手

    3

    5

    7

    10

    11

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 26.6倍 = 7980円

このレースの収支

払戻:7980円
収支:-1620円

丹下日出夫の見解

【構想通り】ステルヴィオがG前強襲、混戦を切り裂く。3歳春はスプリングS優勝、秋はGI・マイルCSをイン強襲でもぎとった。4歳は中山記念3着、1600-2000mのGIを目指したが、その距離体系では折り合いに難がある。馬体造りの精度を上れば上るほどテンションも上り、流れに乗れないという課題が生じてしまった。

 ならば本年、6-7Fのスプリント路線へスイッチ、阪急杯は0秒2差の5着に接近。高松宮記念は馬場の傷んだ最内に押し込められ9着に敗れたが、良馬場の東京7Fの瞬発力勝負なら風景一変。新パートナーとなる川田Jの腕っぷしに、こたえるだけの体造りもできた。

 対抗一番手はタワーオブロンドン。若馬時代は朝日杯FS3着、アーリントンC優勝など、型にはめないよう、マイルロードも歩ませたが、スプリント路線転向決断の契機となったのが、この京王杯SCだったか。1200m通過・1分7秒6というタフな流れを踏み、1分19秒4でレコ勝ちが、スプリンターズS完勝の起点となった。

 高松宮記念は道悪に落とし穴。一見パワーがありそうに見えて、実は大型馬はぬかるみにハマると重量があるぶん矯正が難儀。直線入り口では、もうふらふら。しかし東京の1400mなら、少し湿った馬場でも58キロでも、ルメールが勝ち負けへと動かす。

 ダノンスマッシュも、高松宮の敗因は道悪に尽きる。4歳秋のスプリンターズSは、外に持ち出すタイミングが遅れ、追い込み届かずの3着に泣いた。香港遠征を終え、明けて5歳。二走前のオーシャンSは、体重の数字こそ大きな変化はなかったが、張りや艶がスプリンターズS時から大幅に進化。フットワーク、ギアチェンジにも隙がなくなった。

 左回り、7Fという条件はデリケートだが、鞍上はレーン。今年の春は断然の人気馬に乗ることが多く、いつもより前目で動かし丁寧をこころがけているが、本来の持ち味はタメを活かした大胆な追い込み。56キロも比較上恵まれた。

 レッドアンシェルはCBC賞楽勝でスプリント戦線に殴り込み。シルクロードSは歩様異常を感じレースを止めたが、福永Jとのコンビで[5012]。中間の稽古でデキを再確認している。ストーミーシーは自在性を獲得し目下絶好調、重賞に入っても馬体の張りが際立っていい。ダービー卿CTは坂上1Fでアゴが上がったが、1400mなら粘り込み十分。

 ケイアイノーテックは、NHKマイルCの覇者。馬券圏内にはないが、近3走の上りは出色。チークピーシーズを装着、新たな前進があるかもしれない。

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