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2月2日 東京11R 根岸S(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ダート1400mは、オープン特別こそ多く行われるが、JRA重賞はプロキオンSと根岸Sの2つのみ。ダートのスプリンターにとっては数少ない大舞台となる。フェブラリーSへのステップとして臨む馬に加えて、ここを大目標とする短距離型が多数参戦して、毎年激しい戦いが繰り広げられる。スピード豊富な短距離馬が流れを作ることが、このレース特有の傾向の大きな原因になっている。

1.差し・追い込みが優勢

 スプリンターが多く参戦することから、ペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10年、先行してこのレースを勝った馬は16年のモーニンだけしかいないように、基本的には直線で鋭く末脚を伸ばせる馬が中心となる。

2.距離短縮組が活躍

 過去10年、今回距離短縮となった馬は[5-2-6-26]で複勝率33.3%なのに対し、前走同距離だった馬は[3-6-3-46]で複勝率20.7%、今回距離延長だった馬は[2-2-1-54]で複勝率8.5%。距離短縮組が優勢となっている。

3.余裕のあるローテ

 過去10年、中3週以内で挑んだ馬は[0-3-3-50]で複勝率10.7%しかない。これに対して、中4-8週の馬は[6-6-6-58]で複勝率23.7%で、中9-24週の馬は[4-1-1-17]で複勝率26.1%。詰めて使ってくる馬より、余裕のあるローテや休み明けで挑んでくる馬の方が成績が良い。

 ワンダーリーデルは前走のチャンピオンズCで3、4コーナー外々を回りながら上がり3位の35秒5をマーク。11着に敗れこそしたが、初のコーナー4回のレースで0.9秒差なら上々の内容だったと言えるだろう。これまで5勝を挙げている1400mに距離短縮するここで巻き返しに期待したい。

 ミッキーワイルドは4か月ぶりとなった前走の霜月SをV。着差以上に強い内容だった。前々走プロキオンSの2着も苦しい展開をはねのけた好内容で、重賞で通用することも証明済み。今回も好勝負だろう。ワイドファラオはここ2走展開向かず。1800mも長かった印象がある。距離短縮のここで見直したいが、二の脚が速さが今回は仇となる可能性が高い点がどうか。

 コパノキッキングは前走カペラSを楽勝。今の短距離ダート界ではトップの実力を持っているのは間違いない。1400mは許容範囲で今回もあっさり連覇の可能性は大いにあるだろうが、過剰人気必至。以下、一昨年の覇者カフジテイク、左回り替わりプラスのダノンフェイス、距離延長どうかも末脚は重賞級のテーオージーニアス。

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