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1月5日 京都11R 京都金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 京都金杯の舞台は京都マイル。マイルCSをはじめ、GIIのマイラーズCや、デイリー杯2歳S、シンザン記念も含めて、重要なレースがしばしば行われるコースだ。

 スターホースが休養に入る時期のハンデ戦ながら、2013年のダノンシャーク、2008年のエイシンデピュティなど、のちのGIホースがここをステップに飛躍していくことも少なくない。ハンデGIIIでありながら、格上レースでも通用する底力が求められる傾向がある。

1.長めの距離を走れるスタミナが必要

 2017年の勝ち馬エアスピネルはクラシックで再三好走した実力馬だったし、2016年の勝ち馬ウインプリメーラは、それ以前に小倉記念で3着、マーメイドS4着と中距離での活躍が目立った。2015年の勝ち馬ウインフルブルームも皐月賞の3着馬だったし、2014年の勝ち馬エキストラエンドも京都新聞杯3着など中距離志向が強く、京都金杯が初めてのマイル戦への出走だった。

2.前に行ける馬が中心

 過去10年でレースの上がり3Fが35秒以下になったことが6回ある。開幕週の馬場ということもあって、前に行った馬がなかなか止まりにくい。過去10年間で4コーナーの通過順位が4番手以内だった馬が5勝。外を回すと届かないため、差し馬は内を突いて馬群に詰まるリスクがあり、馬券は先行馬から入るほうが安全だ。

3.マイルCS組は過信禁物

 過去10年、前走がマイルCSだった馬は[1-3-1-15]。12頭が5番人気以内と、大半が上位人気に支持されながら、勝ち切ったのは2013年のダノンシャークだけ。外が伸びる馬場でスタミナが問われるマイルCSと開幕週の京都金杯では問われる適性が異なる。マイルCSを差し・追い込みで好走した馬については、とくに注意が必要だ。

 マイスタイルは速いペースで中距離を飛ばしていく形が板について、福島記念2着など、重賞制覇まであと一歩というところまで力をつけてきた。一本調子の面があるだけに、距離短縮で直線に坂のない京都マイルへの変更はプラスに働きそうだ。3歳時には弥生賞2着、ダービー4着。自分のペースで進めたときには、一線級相手でも好勝負できる力量を秘めている。

 アドマイヤアルバは京都新聞杯2着。ダービーでも9着ながら上がり3Fはメンバー中最速だった。マイル戦に戻って見直しが必要だ。パクスアメリカーナは長期休養明けで古馬初対戦のリゲルSを圧勝。京都マイルでも3戦2勝と相性がいい。

 カツジは京都マイルでは3戦1勝。デイリー杯2歳S2着、マイルCSでも4着と、当コースでは確実に脚を使う。以下、前走は外枠に泣いた印象のロードクエスト、距離短縮でキレ味を活かしたいサラキア、京都マイルではシンザン記念勝ちを含めて[2-2-0-1]というコース巧者のグァンチャーレ。

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