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6月30日 中京11R CBC賞(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマースプリントシリーズの2戦目。中京リニューアル後の7年で4回三連単の配当が10万円を超えており、ハンデ戦らしく波乱含みのある一戦だ。様々なローテから好走馬が出ており、癖のある中京コースへの適性がカギとなる。

1.4-6歳馬が中心

 現在の条件で行われるようになった2012年以降の成績を年齢別に比べてみると、5歳馬の成績が複勝率37.1%と最も優秀で、次点は4歳馬の複勝率18.2%となっている。また勝ち馬7頭はいずれも5-6歳馬だった。逆に3歳馬と7歳以上の馬は未だに馬券に絡んですらいない。

2.極端な内枠は割り引き

 過去7年の成績を馬番別に見てみると、1-3番は未だに複勝率0%。リニューアル後7年のデータでサンプルが少ないとは言え、比較的内枠有利な高松宮記念と比べて対照的だ。それより外の馬番はほぼ満遍なく馬券に絡んでいるので枠順による有利不利は少ないレースだと言えるが、極端な内枠に入った馬は疑ってみるのも手だ。

3.差し有利も

 過去7年の連対馬14頭の平均4角位置は6.9番手で、逃げ馬は1頭しか連対していない。差しが届きやすいレースだと言える。しかし連対馬の前走の4角位置取りを見てみると、4角10番手以下だった馬は2頭しかいない。直線が長く急坂もあるため終いまでしっかり脚を伸ばすことが好走の条件となるが、末脚一辺倒では攻略は難しい。

 レッドアンシェルは前走彦根Sを勝ち再びオープン入り。以前は1400m以上の距離で詰め切れない競馬が続いていたが初の1200mで変わり身を示した。好位で脚を溜めていけるし、これまでの内容からして中京1200mという条件は合っていそう。左回り・輸送がカギとなるが、成長がうかがえる今ならこなせて良い。

 ショウナンアンセムは前走の高松宮記念で3着。内を突いて展開に恵まれた面もあったが時計は優秀で決してフロックではないだろう。同じ舞台のここも期待は十分。セイウンコウセイは高松宮記念を先行して2着。休み明けに良績がないのがどうかも、実績・適性共にここなら一枚上手の印象だ。

 ビップライブリーは前走春雷Sを優勝。良績のある中京なら重賞でも通用可能。以下、中京では3戦3勝のグランドボヌール、格上挑戦だが中団からしっかり脚が使えるので相手なりに走れそうなラベンダーヴァレイ、昨年の覇者アレスバローズ。

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