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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

12月14日 中山11R ターコイズS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 暮れの中山マイルの牝馬限定戦として親しまれていたオープン特別が、2015年から重賞にリニューアルされた。同時に愛知杯の施行時期が年明けに繰り下げられて、12月の古馬牝馬の目標レースとしての位置付けが明確になった。重賞昇格後メンバーレベルは高くなっているが、それでもハンデ戦らしく波乱は多い。

1.若い馬が中心

 重賞昇格以降の3年間で5歳以上の連対は16年のマジックタイム1頭だけで、他の連対馬は全て3・4歳馬。若い馬有利の傾向はオープン特別時代からあったが、それがより一層強まっている印象だ。

2.ロベルト系に注目

 15年の勝ち馬シングウィズジョイと17・18年連覇のミスパンテールは、いずれも母の父がシンボリクリスエスで、16年の勝ち馬マジックタイムは母の父がブライアンズタイム。また、2016年3着のカフェブリリアントは父がブライアンズタイムだった。重賞昇格後は、父か母の父にロベルト系の種牡馬を持った馬の好走が目立つ。

3.キレ味より持続力

 重賞になって以降の過去4年で、上がり3F3位以内の末脚を使った馬が上位に食い込んだのは16年のみ。他の3年は持続力を活かして粘り込んだ馬のワンツー(15年はワンツースリー)となっている。広いコースで瞬発力を発揮してきた実績よりは、小回り等でしぶとく立ち回って好走してきた実績を上に取りたい。

 エスポワールはここまで、まるで流れに乗れていなかった秋華賞以外はすべて馬券圏内に好走している。前走の修学院Sは外回りコースではあったが、早め先頭から粘り腰を見せる強い内容。過去4年で勝ち馬を出している父サンデー系×母父ロベルト系という血統構成にも合致することだし、古馬混合重賞のここでも期待したい。

 オールフォーラヴは前走あまり馬場が合っていなかったにもかかわらず4着。ディープインパクト産駒にしては持続力が特化したタイプで、この条件に変わっても好走が期待できるだろう。コントラチェックはここ2走淡白な競馬になっているのを距離短縮で補えれば。ただし負けるときはコロッと負けるタイプではある。

 アマルフィコーストは中山合いそう。堅実な先行力もここでは武器となる。以下、京成杯AHよりは馬場が向きそうなディメンシオン、叩き2走目で見直せる昨年の2着馬リバティハイツ、前走ほどはうまくいくと思えないが中山自体が得意のトロワゼトワル。

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