丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

9月7日 中山11R 紫苑S(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    14

    相手

    1

    4

    5

    6

    13

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    14

    2着

    1

    相手

    4

    5

    6

    13

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    14

    2着

    13

    相手

    1

    4

    5

    6

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【才能の花束】戦績を丁寧に紐解くと、カレンブーケドールのオークス2着は、決してフロックではないことがわかる。2歳10月、東京マイルの新馬戦は2着に終わったが、上がり3Fのレースラップは11秒8-11秒2-11秒0。これほどきれいな加速ラップには、なかなか巡り合えない。

 ただ、才能は超A級でも、身体が追いつかない。桜花賞はスキップ、オークスを睨みスイートピーSへと駒を進めたが、上がり3Fのレースラップは11秒0-10秒9-11秒4(33秒3)。実測として10秒9というラップが登場する究極の瞬発力決着を、自身33秒1でネジ伏せた。オークスは1000m通過が59秒1。5F通過後も12秒2-12秒3-12秒2とラップは緩まず、2000m通過は1分58秒9。ラスト4Fめから11秒7に突入、終いは11秒4-11秒6-12秒3。

 先行勢総崩れの中、残り1F標識では後続を振り切り、セーフティーリードに持ち込んだかに見えた。勝ち馬の大いなる才能にひざを折ったものの、2分22秒8は従来の記録を悠々超えるレコード。春と違い坂路中心の仕上げできたが、身体のラインに緩みはない。

 対抗はエアジーン。2歳9月、中山9Fの新馬戦を重馬場・1分49秒4、鮮やかな坂上一気を決めた好素材。ただ、心身ともにひ弱。フローラSは馬体減に加え初の左回り。ギアチェンジがスムーズにいかず10着に沈んだが、ひと夏を充電期間にあて馬体造りを見直してきた。高速決着に課題は残しているものの、坂コースの中山で34秒台の脚は使える。

 アップライトスピンは3戦2勝。前走の東京9F戦は稍重馬場で1分47秒9、上がりは33秒7。自己の記録を短縮、世代オープンレベルに一気にたどり着いた。パッシングスルーは、シンザン記念4着、フローラS4着歴のある実力派。

 福島の織姫賞を快勝したレッドベルディエスもあわせ、まだひと化けが期待できる。オークスは体調も下降、16着に終わったが、フェアリーポルカも君子蘭賞・1分46秒8という良質な勝ち時計がある。

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