丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月24日 東京11R ジャパンC(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    6

    相手

    2

    4

    8

    9

    11

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    8

    相手

    2

    4

    9

    11

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    15

    相手

    2

    4

    8

    9

    11

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【君ならできる】ユーキャンスマイルがGIをもぎ取る。右回りでもそれなりの結果を出してきたが、左回りは4戦3勝という、絵にかいたようなサウスポー。

 思えば一年前の菊花賞3着は、夏の新潟2200m・阿賀野川特別の2分10秒9という快記録をステップにしてのものだった。本年2月のダイヤモンドSも、3400mという長丁場を走り、11秒3-11秒4-11秒7(3Fは34秒4)というレースラップを、33秒4でひと差しできる瞬発力を備えている。

 二走前の新潟記念も内ラチ沿いで脚をため、直線ゆっくりと真ん中よりに動かし、上り33秒6で堂々寄り切り。天皇賞は優勝したアーモンドアイの強さもすごみがかっていたが、ゴール前の豪脚は勝者以上に印象的だった。前走から1キロ減、2400m延長も好材料。枠は6番、ここならロスなく運べ自然と脚がたまる。岩田といえばイン突き、外よりうちのほうが断然いいに決まっている。

 対抗はレイデオロ。3歳春はダービー制覇、秋は古馬相手にJC2着に食い込み、4歳秋は天皇賞を1分56秒8で奪取。2着に敗れたものの、有馬記念2着の奮闘も印象深い。宝塚記念はスローに加え、終始内に押し込められる苦しい展開がすべて。

 前走のオールカマーは、追い切りなど、よくコンタクトが取れていたように思うが、今は考えればおとなしすぎた?稽古でも制御するのに苦労するほど闘志のある時のほうが走る。満々の覇気を、まずはパドックで確認。若いビュイックには、最後のもうひと押しがある。

 単穴はジナンボー。2歳6月、東京1800mの新馬を楽勝したときは、4歳世代一番の器ではないか思った三冠牝馬アパパネの息子。新潟記念ではユーキャンスマイルとクビ差の大接戦を演じたが、3着とは2馬身差という決定的な力差があった。

 最終追い切りはムーアが跨り、ラチをこするような大外をブン回してきた。57キロ、キャリアの浅さは承知しているが、終わって見れば競馬は才能――ムーアならすべてを乗り越えるシーンも考えられる。

 ルックトゥワイスは、春の目黒記念をレコ勝ちした実力馬。同レースは1000m通過は59秒5-2000mは1分58秒4。推測になるが2400m通過は2分22秒3と、ひとつ前のダービーより0秒3速く、かつダービーより1秒近い速い末脚が使えた。アルゼンチン共和国杯はトレセン入りして半月と、やや急仕上げ。体調、初の57キロなど試すことも必要だったが、ゴール近くの脚色は一番。叩き一変、デットーリとあれば単も有望。

 ワグネリアンは14番枠という外枠から、激流の天皇賞を丁寧に懸命に5着に粘り込んだ。2400mは微妙に長いような気もするが、体調はピーク、左回りは崩れがない。

 一昨年の覇者シュヴァルグランも侮れない。外国馬はいないが、ドバイシーマクラシック2着、キングジョージにも出た。これが外国馬だったらと思うと、きっと連下上位に尊敬するはず。稽古は粘り強く動いた。スミヨンなら、油断のなくレースを組み立てるだろう。

 アルゼンチン共和国杯勝ちのムイトオブリガードも、まだ上積みがある造りだった。

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