丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    7

    相手

    3

    5

    10

    13

    15

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    3

    相手

    5

    10

    13

    15

    17

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    17

    相手

    3

    5

    10

    13

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【常識を何度でも打ち破る】グランアレグリアが、日本競馬のスピード指数を塗り替える。紐解けば、ちょうど一年前の6月。ダービーの翌週、東京マイルの芝・1600mを1分33秒6という出色のタイムでデビュー勝ち。スタートした時点から、ずば抜けた速力を誇っていた。

 続戦のサウジアラビアRCは18キロ増量、スタートの遅れを3角手前で一気に挽回、後続を0秒6差に封じ込める完勝。さて朝日杯FSの舞台は、阪神の1600m。桜花賞へ向け輸送やコースなど確認しておきたい。

 ただ、482キロという造りはさすがに緩かったか。バフバフと鼻息の荒い、アドマイヤマーズのぴったりマークにもあい3着と膝を折ったが、桜花賞は476キロにシェイプアップ。前半少しリキむシーンも見受けられたものの、1000m通過は59秒4のスローにも我慢。後半4Fから11秒7にレースピッチを上げ、3F目は10秒8というHラップを意思をもって繰り出し早々に先頭。直線右ムチで矯正しながら11秒0-11秒5でフィニッシュ(3Fは33秒3)、1分32秒7の桜花賞レコードで後続を完封だ。

 ちなみに前年のアーモンドアイの桜花賞優勝タイムは1分33秒1、上りは33秒2。アーモンドアイの末脚を以てしても、計算上は0秒1しか差が詰まらない、破格の数値であることがわかる。今度は再び牡馬混合戦、マークを一身に集める。プレシャーは相当だろうが、左回りはフットワークがスムーズ。

 先週の馬場傾向を見ると、2回東京は10秒台の高速のラップを具体的に持つスピード系が断然有利。気負うことなく3Fから仕掛けていけば後続は追いつけない。

 対抗はダノンチェイサーのひと差し。「お試し」で新馬戦は2000mも使った(4着)。しかし、体型は明らかにマイラー。脚の回転速度の速さと首の使い方は実に小気味がいい。

 早くからNHKマイルCを想定し、左回り中京マイル・こうやまき賞一気差しをステップに、GIII・1800mのきさらぎ賞を奪取。スピードとパワーの両方を研磨してきた。

 皐月賞は意識的に回避、ここ一本に備えてきただけあって、調教の動きはゴムマリのよう。良馬場マイルで、どれだけ切れるか。楽しみと自信の両方を川田はもっているようだ。

 アドマイヤマーズも、乾坤一擲の造り。10秒台の実測ラップこそないけれど、朝日杯FSは1分33秒9を計時。共同通信杯の1分47秒0・上り33秒5も近年ではトップレベル。2000mの皐月賞は少し距離が長く4着と伸びあぐねたが、先着を許した上位3頭の能力は別格だった。マイルなら多少強引に仕掛けていってもバテないことを朝日杯FSで確認済み。

 今の馬場コンディションなら、ヴィッテルスバッハが連穴に面白い。二走前の東京マイルは11秒9-10秒8-11秒1(3Fは33秒8)というレースラップを32秒9で一閃。NZTはスローを捌き切れず3着に敗れたが、中山の急坂・33秒3の中に10秒台の超速ラップを内包している。

 マイルに戻せばファンタジストの巻き返しも十分。中間も坂路を11秒台で登板、デキもいい。カテドラルはアーリントンC・上り33秒3で、マイル路線に手応え。

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