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4月27日 東京11R 青葉賞(G2)

netkeibaデスクの見解

 ※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 94年に重賞に格上げされて以降、青葉賞を経由して日本ダービーに挑んだ馬は72頭いるが未だに「本番」で勝利できた馬はいない。しかし2001年以降、青葉賞勝ち馬のダービーでの戦績は(0・5・2・11)(複勝率38.9%)と、中々の確率で上位争いに食い込んできているのも事実。2着した5頭にはシンボリクリスエスやゼンノロブロイなど、後に有馬記念や天皇賞・春など、スタミナが求められる大レースでの活躍した馬が多いのも特徴。

1.末脚の生きるレース

 過去10年で3着以内に入った30頭の内、実に24頭が前走の上り3Fタイムで3位以内をマークしていた。また過去10年の勝ち馬の4コーナーの平均通過順位は7.6。2週目の開催とあって後方からの追い込みが決まりにくいのは事実だが、先行馬より差し馬の方が優勢になりやすいレースだ。

2.前走条件戦組も軽視できない

 昨年こそスプリングSからのローテで挑んだゴーフォザサミットが優勝したが、それ以前はアザレア賞(500万下)を勝ってここに臨んだ馬が3年連続で優勝するなど、前走条件戦組の活躍も目立つ。阪神の2400mや中山2200mなど、豊富なスタミナが要求されるレースで好走してきた馬の台頭にも注意しておきたい。

3.前走の単勝人気上位馬が中心

 過去10年の出走馬を前走の単勝人気別でまとめてみると、前走1・2人気だった馬は(8・6・8・41)と好成績。逆に6人気以下だった馬は(1・3・0・55)と今一つ。前走が重賞であれ条件戦であれ、しっかり人気に推されて来た馬が中心になるとみてよさそうだ。

 アドマイヤスコールは前走の水仙賞を優勝。中緩みのない展開ながら中段でしっかり脚を溜め、きっちり差し切る好内容の競馬だった。前々走のセントポーリア賞で33.2の末脚を発揮しているように、末脚のキレは上々。スタミナは問題ないし、東京2400mの舞台でもう一段階上のパフォーマンスを期待できそうだ。

 カウディーリョは前走の山吹賞で上り34.1をマーク。5か月半ぶりの実戦だったが鋭い末脚を発揮した。競馬の経験が少なく、まだまだこれから伸びていく馬という印象もあるが青葉賞という舞台は合っていそうだ。初の重賞挑戦となるが期待したい。

 キタサンバルカンは今回と同じ舞台となるゆりかもめ賞で33.7の末脚をマーク。時計はまだまだ詰まりそうだ。以下、中山よりは東京向きのサトノラディウス、京成杯2着などがあり実績上位のランフォザローゼス、毎日杯の内容からして2400mもこなせそうなウーリリ。

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