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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

2月10日 東京11R 共同通信杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 スワーヴリチャード、ディーマジェスティ、リアルスティール、イスラボニータ、ゴールドシップと、最近7年間の勝ち馬のうち5頭がGI馬へと育っている。出世レースという観点からは、弥生賞などのトライアル競走に匹敵するものがあり、クラシックを占う上で見逃せない重要な一戦。

1.2歳重賞での序列があてにならない

 前走ですでに重賞を勝っていた馬の過去10年の成績は[1-1-0-4]。すべてが1、2番人気だったが、勝ったのは2014年のイスラボニータただ一頭。実績馬が馬群に沈むシーンが毎年繰り返されてきた。

2.キャリア不問の傾向が強まる

 最近6年間の勝ち馬のうち4頭は1勝馬だった。また、2016年のディーマジェスティ、2015年のリアルスティールは前走がそれぞれ未勝利・新馬だった。フルゲートになることが例外的のため、除外の心配なく調整できる1勝馬がしばしば波乱の中心になってきた。

3.2か月半以上の休み明けは苦戦

 2か月半以上の休み明けでここに挑んだ馬は、過去10年で22頭いて、連対馬は4頭(ディーブブリランテ、イスラボニータ、スワーヴリチャード、サトノソルタス)。いずれも前走が今回と同じ東京芝1800m戦だった、という共通点がある。


 ダノンキングリーはデビューから2連勝。前走のひいらぎ賞は不利な外枠から早めに脚を使いながら3馬身半差の圧勝、力の違いを見せつける内容だった。前走の内容ならば距離延長は問題なさそうで、重賞勝ち馬が相手でも楽しみが大きい。

 アドマイヤマーズは4戦4勝の2歳王者。レースセンスが高く勝負根性があって、ここも大崩れはなさそうだ。距離も守備範囲。クラージュゲリエは札幌2歳Sを3着、京都2歳Sを勝利。能力は高いが気難しいところが残っていて、今回は関東圏への輸送も課題になる。

 フォッサマグナは中京芝1400mの新馬を好時計勝ち。距離延長は課題だが素質は高い。以下、新馬の時計は平凡なものの大物感あるシュヴァルツリーゼ、コスモス賞勝ちで札幌2歳S2着とスタミナを秘めるナイママ。

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