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8月11日 新潟11R 関屋記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2012年からサマーマイルシリーズの第2戦として行われている。「サマーシリーズ」という意味合いが生まれたからか、2012年以降前走が5月以前だった馬が連対した例は昨年のプリモシーンのみで、それ以前は多かった長期休養明けの馬の大駆けがあまり見られなくなってきている。

1.外枠有利

 過去10年で7・8枠が8勝。複勝回収率も7枠が103%、8枠が85%で他の枠を圧倒している(3位は5枠の59%)。なお、馬番8番以内で連対した5頭の内4頭は4角3番手以内だった。特に差し馬は内枠だと割引が必要だろう。

2.差し一辺倒では厳しい

 過去10年で上がり3F3位以内の末脚を使った馬が勝ったのは2回だけ。昨年は差し馬のワンツーだったが、基本的に差し脚だけでは通用しにくいレースだ。特に近年は先行馬有利の傾向で、過去5年で馬券になった15頭中9頭は4角5番手以内だった。

3.中距離で持続力を発揮した実績

 新潟外回りの最後の直線は約660m。特に好位から競馬する馬にとっては、持続力が必須となる。昨年3着のエイシンティンクルはそれまで1800m以上を逃げて好走を続けていたし、一昨年1着のマルターズアポジーは小回り中距離重賞を逃げて2勝、16・17年馬券に絡んだダノンリバティはシリウスSを先行して2着などの実績があった。


 ミエノサクシードは前走中京記念で4着。外が伸びない特殊な馬場の中外枠からインに潜り込んで差してきたが、ロスがあったのは間違いない。ここ2走は後方でレースを進めているが、阪神牝馬Sのように好位でも競馬できる馬。道中極端にペースが上がらない新潟マイルというコースもこの馬には合っている。外目の枠なら巻き返せるだろう。

 ソーグリッタリングは前走全く展開が向かなかった。さすがに前走のようなスローにはならないだろうし、良績の多いマイルのここで改めて期待したい。ファストアプローチは外枠叶えば好走可能。時計勝負になった時どうかも、新潟マイルは自身の持続力を活かせる絶好の舞台だ。

 ケイデンスコールは新潟マイルという舞台は合っているだろうが、ある程度ポジションを取って立ち回っていけるかがカギになりそう。以下、前走は先行した馬に厳しい展開で大敗も見直せるフローレスマジック、時計勝負に対応できれば好走可能なオールフォーラヴ、マイルは若干忙しいが新潟変わりはプラスのロシュフォール。

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