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7月28日 新潟11R アイビスSD(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマースプリントシリーズの第3戦。新潟千直という条件は、高いスプリント適性が求められるのはさることながら、コースがシンプルであるからこそ息の入れどころや各枠からの出方などの駆け引きが重要となってくる。人馬共に「スペシャリスト」が生まれやすい条件だと言えるだろう。

1.外枠有利

 過去10年で8枠が5勝。複勝率も33.3%と他の枠を圧倒している。6、7枠も複勝率は20%を超えているので外枠有利なのは確かだ。今年の春の開催でも、7・8枠はいずれも複勝率40%を超えていた。

2.キャリア20戦以上の馬は割り引き

 過去10年の成績をキャリア数別で見てみると、キャリアが6-20戦だった馬の複勝率が37.0%と上々なのに対し、キャリア21戦以上だった馬は複勝率9.7%にとどまる。キャリア20戦以下の馬を重視するのがベターだろう。

3.前走4角先頭だった馬が有利も

 過去10年で、前走4角先頭だった馬が5勝を挙げており複勝率は41.7%。やはり、前々で立ち回れるスピードというのは必須となってくる。ただ、前走4角13番手以下だった馬が複勝率22.2%で単・複回収率ともに100%を超えていることにも注意しておきたい。コーナーのあるコースでは立ち回りの不器用な馬が、直線競馬で一変するパターンもある。


 ライオンボスは春の新潟で同条件を2戦2勝。それ以前2戦連続で最下位だった馬とは思えない覚醒ぶりで、2勝共にその勝ち時計は重賞でも通用するレベルのものだった。相当新潟直線と相性が良いのだろう。今回は斤量が3kg増え、マークされる立場にもなるだろうが非常に楽しみな一頭だ。

 アンフィトリテは新馬戦から3連勝したように、素質十分。中々順調に来れなかったが、長期休養明けの太目残りを叩いて臨むここで見直しは可能だろう。ダイメイプリンセスは昨年同条件を3戦3勝。この馬にとっても新潟直線という条件はベストだろう。近走はパッとしないが、ここで一変しても驚けない。

 カイザーメランジェは函館スプリントSを逃げ切り勝ち。少頭数で展開に恵まれた面もあったのは確かだが、前走重賞勝ちの勢いを軽視はできない。以下、韋駄天Sで0.1秒差の2着だったカッパツハッチ、直線競馬が合いそうなナインテイルズ、スプリンターズS・2着など実績上位のラブカンプー。

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