丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月30日 福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    16

    相手

    2

    5

    6

    9

    10

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    16

    2着

    5

    相手

    2

    6

    9

    10

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    16

    2着

    10

    相手

    2

    5

    6

    9

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【勝利の慈雨】横山典がアドマイヤスコールを中距離重賞ヒッターに導く。2歳秋の東京スポーツ杯は、まだ若さと元気がごっちゃまぜ。エンジンがかかったところがゴール。続くセントポーリア賞も、上り33秒2で2着に追い上げたものの、ガツンとギアが入ったのはやっと残り1Fあたり。連続して9Fを使ったことで前進気勢が生まれ、水仙賞は1000m通過・59秒5というHピッチにも、喜んで中団前を追走。マイル通過は1分35秒7-1800m通過・1分47秒7-2000m通過・1分59秒5というHペースを坂上先頭という好結果につなげた。2分12秒5という記録は、遠く秋のセントライト記念や、古馬となりオールカマー・AJCCも望めるほど記録的価値も高い。

 ならばと、距離にも自信をもち青葉賞に挑んだが、スタートから勢い込んで飛ばし、あらあらムキになって9着沈没。しかし、改めて性格などを思うと、長丁場よりは9,10Fのほうが適性が高い。1800mのラジオNIKKEI賞に舵を切り替えてきた。鞍上の横山典も、二週にわたり調教で手綱を握り、癖を把握。レース展望を静かに描いている。

 強敵はディキシーナイト。昨年11月のきんもくせい賞4着後、マイルに距離を短縮。ジュニアC3着のあとのクロッカスSは、7Fに縮め、ラスト2F近辺で10秒台の快速を飛ばし、上り33秒6で完勝。マーフィーが身体の使い方や走り方を丁寧に教え込んだ。同時に能力の高さ、必ずしも短距離馬ではなく距離に融通がきくことも陣営に進言。スプリングS前の一週前の追い切りではアーモンドアイを抜かせなかったほど。なるほど、能力は高い。3着に競り負けたものの、スプリングS・1分47秒8・3着は、このメンバーに入れば格上的時計となる。

 割って入ればレッドアネモス。新馬・サフラン賞をポンポンと連勝したが、モノ見してふらふら。わがままというよりは、子供っぽく、自分が何者なのか。才能を持て余していたが、白百合Sは好位でしっかりと構え、11秒6-10秒7-11秒5(3Fは33秒8)というレースラップを33秒6でグイと首を伸ばし鋭く一押し。470キロという造りなら心身ともに憂いなく動けることがわかった。

 中間CWで7F追いも消化、若干テンションが高めのところがあるだけに前日入厩もプラスに働くはずだ。オープン勝ちなのに、ハンデも54キロで止まってくれた(牡馬なら56キロに相当)。ラジオNIKKEI賞というレースは、将来の布石というよりは、イチかバチか。

 武豊のゴータイミングの末脚を要警戒。父はディープ、母は仏オークス馬という血統馬とあれば、まずはクラシックを思う。新馬勝ちのあとはいざ東京スポーツ杯に参戦、しかし15着惨敗…。距離適性など探りマイルのシンザン記念を試したものの、ここでも7着と結果が出せなかった。

 メンテナンスを施し、前回の造りは442キロ(マイナス10キロ)。余分なものをそぎ落とし、前半1000m・62秒0というスローにも動じることなく、後方外目で待機。上り11秒2-11秒0-11秒4(3Fは33秒6)というレースラップを、推定10秒台のラップ(2連続)を含む32秒8で、グサリと外一気。時計は平凡だが、1F延長の1800mも、この上りならクリア可能。ディープ産駒必殺の瞬発力決着を繰り返すうちに、またタイムを更新。末脚を研磨し、自然とオープンクラスも上がっていくのだろう。

 スプリングS・0秒2差のヒシイグアスは、54キロなら対抗のディキシーに近い扱いとなる。まだ馬体が完成しきっておらず、1F延長も微妙だが、ブレイブメジャーは前走東京マイルを1分32秒9という好タイムで突破。マイネルサーパスの、きんもくせい賞レコ勝ちを再考。

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