netkeibaデスクの予想

netkeibaデスク

お気に入り

お気に入り

登録済

最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月25日 京都12R 京阪杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 連続GIが終わった京都開催のオーラスを飾るスプリント重賞。サマースプリントシリーズから続いた1200m重賞路線がスプリンターズSで一段落、それ以来初めてのスプリント重賞ということで、翌年の短距離路線の出発点とも考えられるレースである。

1.先行有利

 京都芝1200mは、スタート直後に上り坂があるため、前半のペースが上がりにくい傾向がある。狙うべきは、器用に立ち回れる馬、上り坂に負けない確実な先行スピードを持っている馬。過去10年の勝ち馬のうち9頭が、4角を5番手以内で通過している。

2.サンデー系の人気馬が当てにならない

 過去10年で1番人気は1勝で2着も2回のみと不振。とくに成績が悪いのがサンデーサイレンス系の上位人気で、昨年は1番人気のダイワメジャー産駒ソルヴェイグが9着、2014年は1番人気のディープインパクト産駒レッドオーヴァルが9着。

3.近年は重賞組が存在感

 かつては京洛SやオパールSなどオープン特別からの臨戦馬が上位を占めるケースが多かったが、最近3年間では重賞から臨戦した馬が3勝して2着2回。重賞の常連が存在感を示すようになって、オープン特別組には好走ハードルが上がっている。

 ワンスインナムーンは昨年のスプリンターズS3着馬で、今年もハナを切って6着に粘っている。新潟の朱鷺Sを連勝してたように直線が平坦なコースを得意としていて、京都でも芝1400mの京都牝馬Sで2着がある。ベストとも思える舞台で、相手関係も楽になった。重賞初制覇のチャンスだろう。

 グレイトチャーターは夏以来の好調を維持していて、このコースにも良績がある。ダイメイフジはCBC賞では人気を裏切って大敗したが、夏場は不得意な馬であり、立て直した今回は見直しが必要だ。3歳の上昇株アンヴァル、ダノンスマッシュ、京都得意のフミノムーン、先手が取れれば侮れないダイアナヘイローにも注目。

このレースの予想一覧